http://www.asyura2.com/12/genpatu22/msg/852.html
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4号機の倒壊・漏水が懸念されていますが、燃料を取り出すのも大変な困難を伴います。
素人がちょっと考えてもこのくらい疑問があります。
専門的な検討をすればさらに問題が出てくるでしょう。
カレイドスコープ
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1164.html
朝日新聞
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201104120633.html
4号機使用済み燃料プール内部(がれき、キャスク・ピット)
http://www.youtube.com/watch?v=uIbM-9ees7Q
東電資料 中長期ロードマップ概要
http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/pdf/120328_02dd.pdf
東電資料 4号機プール内ガレキ調査
http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/pdf/120328_02x.pdf
東電資料 プールからの燃料取り出し
http://www.aec.go.jp/jicst/NC/tyoki/sakutei/siryo/sochi2/siryo1.pdf
移動先の共用プールは健全で正常に機能しているのか。
東電はあえて話題にしないが、共用プールも綱渡り状態なのではないか。
(ふくいちカメラに逆光を当てているのも共用プールの方向から)
共用プールは6400体の燃料が保管されていてほぼ満杯状態。
4号機の1500体を移動させるスペースを作るには、保管している燃料多数を
外部へ移動させる必要がある。どこでどう保管するのか。
地盤沈下で4号機建屋は傾いている。大型クレーンを支える強固な基礎が築けるのか。
建屋が傾きつつあるのに4メートルもある燃料を鉛直方向にスムーズに引き抜けるか。
途中でつっかえて燃料を損傷する可能性はないのか。
耐震性を確保できるか。作業中にまた大地震が起きたらどうするのか。
クレーンや吊り上げたキャスク(輸送容器)がプールに落下する可能性もある。
燃料がつぶれて3号機のように大爆発するかも知れない。
燃料プールの透明度が悪化しているが、引き抜く燃料は見えるのか。
露天風呂状態で海水の飛沫、チリや泥がはいり放題だが浄化できるのか。
塩分で燃料集合体がさび付いているのではないか。
ハンドルが壊れてしまったらどうするのか。
プール底に沈んだ破損燃料の回収はどうするのか。
日本の最新技術をもってしても、クレーン設置から燃料棒抜き取りまで
すべてを遠隔作業で行なうことは不可能だろう。
現場は高線量で作業員は大量に被曝する。どうするのか。
急を要するので、燃料が十分に冷めていない状態で移動させなければならない。
燃料の移動には冷却、密封、遮蔽、臨界防止が必須だが確実にできるのか。
過熱、臨界、爆発の危険はないのか。
既存のキャスクは重く大き過ぎて使えず、収容本数を減らして冷却効果を改善したものを
新規設計製造する必要があるのではないか。
キャスク・ピットに制御棒などが保管されているが、これらを移動しないとキャスクを沈められない。
東電は空の原子炉内に移動させると言っているができるのか。
(たびたび指摘されているように炉内が空かどうかも怪しい)
高濃度汚染水に浸かったキャスクの洗浄はどうするのか。
別に洗浄槽を作る必要があるのではないか。
1500体もある燃料を数体ずつ移動させるのは気の遠くなる作業である。
移動だけで何ヶ月もかかる。すべてを安全に行なえる見通しはあるのか。
1、3号機の燃料はガレキに埋まっているので、はるかに困難だ。
下手にガレキを動かせば燃料が損傷し臨界爆発の危険もある。どうするのか。
一番「簡単」な4号機の使用済み燃料抜き取りだけでもいったい費用はいくらかかるのか。
(そして最後に)
燃料移動が完了するまでに、何度も起きている余震で燃料プールが崩壊、
または大量漏水する可能性はないのか。
起きたらどうやって燃料溶融、放射能汚染を食い止めるつもりか。
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