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20120415 “再稼働”は安全なのか? 空白の3年間とは
20120415 “再稼働”は安全なのか? 空白の3年間とは 投稿者 PMG5
報道ステーションSUNDAYより。
政府はついに大飯原発の再稼働は妥当だと決断した。
そして枝野経産相は地元の福井県知事に再稼働の協力要請をしたが、知事が口にしたのは保留という言葉だった。
この再稼働を巡っては橋下大阪市長が民主党政権を厳しく批判。
しかし政治的な動きより、私たちにとってもっとも重要なのは安全性だ。
大飯原発は再稼働させて本当に大丈夫なのか、現場を取材した。
敦賀短大・外岡慎一郎教授によると、古文書には若狭湾に大津波が来たことがかかれているいう。
新潟大学・立石雅昭名誉教授によると、大飯原発周辺には3つの活断層があり、連動した場合に原発への影響がどうなるかはプロセスを解析しないと分からないという。
政府が再稼働を妥当とした理由の一つは、関西電力が出した追加の安全計画だ。
しかしそこには大きな矛盾があった。
1)福島第一原発で事故対応の司令所となったのが免震重要棟だ。しかし大飯原発にはその施設がなく、2015年までに建設する計画だ。では完成までの3年間はどうするのか。
元原発プラント設計技術者でストレステスト意見聴取会委員の後藤政志氏に聞く。
2)また大飯原発にはフィルター付きベントがない。これも3年後に完成予定だ。
こういった万が一の備えを先送りにした再稼働について、後藤氏は、
3年先までは事故が起こらないという前提でものを考えている。
その対策は十分じゃないし確実じゃない。
スタジオゲストの元経産相官僚・岸氏は、自分は原発の再稼働は必要と思ってるが、その立場からも今回の再稼働の動きはあまりに拙速すぎる。新しい安全基準がわずか3日でできる。しかもそれは安全保安院の官僚だけで作っていて、原子力安全委員会は関わっていない。
電力需給に関しても電力会社の言い値がベースになっているから、それを国民が信頼するのは難しいと思うと語る。
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