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福島原発4号機のプール冷却が停止
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012041201001482.html
東京電力は12日、福島第1原発4号機の使用済み燃料プールの冷却装置で午後2時44分に警報が作動し、装置が停止したと発表した。現場で水漏れの有無などを確認中。当時の水温は28度で、冷却停止中の上昇は毎時約0・5度とみられ、急激ではないとしている。
プールの中には使用済み燃料1331本が貯蔵され、熱を発し続けている。装置はプールの水を引き出し、冷やした上でプールに戻す仕組み。警報が作動したのは水を冷やす機器の付近で、水漏れや異物の混入などの可能性が考えられるという。
※ 東電はいまだに国民を騙し続けれていると思っての発表だろうが、事故当初のことをよく思い出してほしい。
地震直後に全電源喪失し完全に冷却を失ってしまった。
そこで東電が最初に取った対応は電源車を使用して非常用ポンプを動かすものだったがコネクターのタイプが違って使い物ならず。
次の対応は警視庁のデモ鎮圧用高圧放水車、これも標的まで全然届かず無駄に終わった。
自衛隊のヘリコプターによる散水も無残な結果に。
消防庁のポンプ車を連結してドミノ放水も試みるが冷却するには程遠い状態。
そして冷却喪失から11日経過した3月22日夕方、特殊コンクリートポンプ車により初めて4号機プールに放水がはじまった。
4号機は定検中で燃料プールには使用中の燃料も貯蔵されていた、使用済の燃料棒に比べ使用中のものは崩壊熱も格段に大きい。
その発熱量は300万キロカロリー/時と言われた。
当時私の計算では4日あまりでプールの水は完全に蒸発していたはずだ。
原子炉が空っぽの4号機建屋が爆発によりボロボロになった原因はプールの水が干上がり空炊き状態になる、それでも崩壊熱は出続けるのだから干上がった上の方から被覆管のジルコニウムが900℃以上になり水と反応して水素を発生さてたことは間違いないだろう。
その水素が爆発して厚さ1、5mのコンクリート製の壁を吹き飛ばしたと思われる。
その後もどんどん温度は上昇してプール本体を溶かし燃料棒自体も溶けて抜け落ちたであろう。
今回の事故においてプール内の燃料と圧力容器内の燃料の違いは当初の熱量と制御棒に隔絶されていたかどうかの違いだけで減速剤が枯渇したら圧力容器内もほとんど核分裂は止まるはず。
後は崩壊熱と言う点ではプールも圧力容器も大差無いはずだ。
冷却喪失から11日も経てば燃料棒は当然原型を留めているはずもなく、ドロドロに溶けていることは容易に察しがつく。
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