http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120410/k10014336681000.html

原発事故時の総合対応策 公表へ
4月10日 12時10分
原発事故時の総合対応策 公表へ

枝野経済産業大臣は、福井県にある関西電力大飯原子力発電所の運転再開に関連して、原発そのものの安全対策だけでなく、事故が起きた場合の政府と電力会社との情報伝達など総合的な対応策についても近く整理して公表する方針を明らかにしました。

政府は、大飯原発の運転再開を巡り関西電力が提出した発電所の安全対策は、基準におおむね適合していると判断しましたが、事故が起きた場合の政府と電力会社の情報伝達や政府による住民避難の支援など総合的な事故の対応策は明らかになっていませんでした。
これに関連して、枝野経済産業大臣は、１０日の閣議のあとの記者会見で、「東京電力福島第一原発の事故の際は、総理大臣官邸には十分な情報が来なかったが、福島第一原発の事故のときのような混乱は生じないような対応は取っている」と述べました。
そのうえで、「国民の大きな関心であり、万が一の場合の最大のポイントだ」と述べ、近く原子力発電所の安全対策以外の事故の総合的な対応策についても取りまとめて公表する考えを明らかにしました。
一方、大飯原発の運転再開を巡る政治の責任について、枝野大臣は「もし再稼働という結論を出し、そのことに起因して大事故が生じた場合には、主観的、道義的に大きな責任を背負うだろうなという自覚のうえでやっている」と述べ、仮に事故が起きた場合の政治責任は大きいという認識を示しました。

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要するに政治責任とは「そのことに起因して大事故が生じた場合には、主観的、道義的に大きな責任を背負うだろうな」ということで、刑事責任は当然生じないし、そもそも判断基準を示してこれこれの理由で再稼動を了承したと示す必要さえないと明言したものだ。

枝野は現代の神となり、大衆が原発事故で死のうが国土を奪われようが、「主観的、道義的に大きな責任を背負う」だけで良心の痛みも感じないと宣言したわけだ。

こんなことを平気で報道しているNHKも不思議な存在だ。大飯原発が事故れば関東地方はほぼ住めなくなる。NHKの財政基盤はほぼ失われてしまうだろう。それとも批判もせずにともかく報道することが必要と判断したのだろうか。NHKに抱いている一般大衆の信頼感は大きい。NHKが報道すればそれが標準だと多くの一般市民は判断する。枝野の言い分は正しいと思い込み、批判はしないだろう。

コメント
01. 2012年4月11日 06:56:33 : XJL2YLIhEs 原発事故の責任とって閣僚辞めます。では事故は収束しない。 議員辞職しようと何の解決にもならない。 どうせとっくに蓄財済んで痛くも痒くもないくせに、何、もったいぶってんだ！？って話。 原発事故の責任とって、電力会社とともに、水や大気中に拡散した放射能は残らず回収して、それから辞めます。でなければ無意味。 って言うか『原発事故』は今現在起きてるし。一年たっても収束させてない分際で再稼動とか言いながら『仮に今後事故が起きたら』って。おい。 たまたま政権にいない自民にも『責任』について語らせよう。今までとこれからについて。解散しろシンを問えって、与党に返り咲くつもりなんだろうから。 『自分たちなら責任持って○○が出来ます！！』

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