http://www.asyura2.com/12/genpatu22/msg/675.html
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(関西テレビ スーパーニュースアンカー 2012年4月9日(月))
元東電社員木村俊雄氏:原発を知りつくした男 東京電力を辞めた理由
http://www.youtube.com/watch?v=08OCESoCACc
原子力安全委員会の先生もしかり
原子力保安員もしかり
全く知識も技術もないです
ただもう東電の言ったまま、はいはいはいと検査して
サインして印鑑押して
原子炉出力ってのがあるんですね
それ国に報告しないとなんないです
一時間に一回測定して
それが計算機で結果が出てくるんですけれども
ギリギリのところで運転したいんで
ちょっと効率が悪いプラント、見かけ上ね
そういう時は計算機にアクセスして
計算結果が低くなるように隠蔽するんです
それ僕やってました
福島第一ってとにかくトラブルが多い
機器のトラブル
その時に本当のことをなかなか話さない
できれば役所とか行政にトラブルを流さないようにする
流す時もなるべく自分達の都合のいいように
言うなれば隠蔽
(1991年10月30日海水漏洩に伴う原子炉手動停止事故)
こんな海水漏洩で非常用ディーゼル発電機が使えなくなったら
津波来たら運転中の原子炉全部
溶融しちゃうじゃないですかって言ったら
まあその通りだと
だけどそれを安全審査やってる中では
裏方の中では
発電所に津波が来襲するってことを想定することは
タブーなんだっていう話を彼はしてましたね
悪い予感が当たって残念だったですけどね
もしかしたら津波が来るかもしれないから
非常用ディーゼル発電機を
高台に置いた方がいいんじゃないですか
なんて言っても経営側は絶対にうんとは言わないし
空気中に出せないような物質を使って電気を作るか
太陽の力でシンプルに電気を作るか
両方やってるからどっちがいいか分かる
基幹エネルギーを作り出してるっていう出口は
いいことをやってるのかもしれないんだけれども
その過程で人間が共存できない物質を作り続けていることに
僕自身が仕事として加担しているってことに
矛盾を感じたし嫌気がさした
原子力がないと今の生活が成り立たないってのは嘘です
電気で沸かすポットあるじゃないですか、電気ポット
あれを各家庭全部止めて魔法瓶に変えると
3機の原発止められます
電気にしかできないことを電気にお願いして
電気でお湯を沸かすこととかなるべくどんどん止めてって
生活をミニマムにシンプルにしていく
だけどもできない人はいいんですよ
気が付いた時に気が付いたことを一人一人がやっていく
エネルギーを消費するスタイルから
大切に使っていくっていうスタイルに
カスタマイズしていくことによって
相当な電気エネルギーを節約というか
必要としない段階に5年・10年の単位で
入っていけると思うんで
このピンチをチャンスに変えていくことに
非常に期待してますけどね
そして僕自身も言ってるだけじゃなくて
自分自身がモデルとなるように生活しつつあるところです
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<参照>
東京電力の闇:元東電技術者木村俊雄氏の証言
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/gendaisekai/2011/06/post-a1b1.html
元東電社員木村俊雄氏:原発再稼動 わたしはこう思う
http://www.youtube.com/watch?v=Q4FfRHBidpU
まだ運転できる段階にないと思う
ほとんどの重要機器が格納容器の中に入ってるわけだから
そん中がまだ近づけない状況において
故障原因もどれがどのくらい壊れたのかさえもまだ洗い出してないのに
格納容器の蓋さえも開いてない状況で安全だ妥当だってよく言えるもんだよね
発電所の運転管理する上では
例えば運転日誌を書き換えたりとかそういうことはやってましたね
都合が悪い時はコンピューターにアクセスして書き換える
でも書き換えても(規制側は)わかんないんだよね技術力がないから
もう東京電力に手玉にとられてますよ規制側は
91年の10月30日に福島第一の1号機で海水漏洩があり
タービン(建屋)の地下一階にある
非常用ディーゼル発電機が水没して機能喪失しました
「津波が来たら大変じゃないか」と
「メルトダウンするんじゃないか」と言ったら
上司は「その通りだ」と「鋭いよね」って褒めてくれました
これは安全審査やってる裏方の中では津波を
過酷事故の(想定の)中に盛り込むのは実はタブーなんだと
その言葉を聞いた時に愕然としたしそんなもんなんだなと
耐震の指針とかもきちんと世界の
地震学の定説にフィットさせて作った時には
日本の国土には原子力発電所は造れませんと
知ってるのに知らないふりしてるんです
少なくとも電力会社の人間は知ってるはず
(保安員など規制側は)
原子炉理論とかに関しては
原子炉工学部を出てれば詳しいかもしれないけれども
実物は実物を動かし、見た人間じゃないと分かんないわけだから
そういう意味では全くのずぶの素人
ストレステスト自体の評価手法も甚だマンガのような世界だし
保安員がどのくらいの技術力を持ってるか甚だ疑問だし
そういった人間達、しかも政治家も一緒になって判断してること
原子力安全委員会だって本当はまだ駄目だよと言ってるわけじゃないですか
だからそれが一番もっともな答えであり
理屈抜きに再稼動はあり得ない
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(2011.11.26)
元東電社員の告白 辞めたワケと20年前の"ある事故"
http://www.veoh.com/watch/v24631125pKpqJQyc
http://www.youtube.com/playlist?list=PL8D3B12F1C85B4324
元東電社員の告白
http://tbs-blog.com/houtoku-kanehira/17233
告白 私が東電を辞めたワケ…予見されていた炉心溶融
http://www.tbs.co.jp/houtoku/onair/20111126_2_1.html
http://twitter.com/#!/search/%23nuclearjp/slideshow/videos?url=http%3A%2F%2Ftwitvid.com%2FXWLDW
元東電技術者で福島第一原発で原子炉の運転や核燃料の管理をしていた木村俊雄氏
2001年に退社。
1991年10月30日に福島第一原発で事故
海水が漏洩しディーゼル発電機が膝上まで浸水し使用不可となる。
木村氏は上司に
「このくらいの海水漏洩で非常用ディーゼル発電機が水没して使えなくなると
すると万が一津波が来た時には非常用ディーゼル発電機が全台使えなくなる。
そうなると原子炉を冷やせなくなる。
津波による過酷事故の解析が本当は必要では」と進言する。
しかし上司は
「その通りだ。君の言う通りだ。
しかし安全審査をやってる人間の中ではこれは実はタブーなんだ」と。
木村氏は2005年にいわき市で発行されたミニコミ誌に
「もし、原子力発電所に津波が来たら」というタイトルで投稿
「津波来襲により、冷却用海水ポンプや非常用の電源などの機能が
喪失するだろうから、結果的には炉心は溶融するであろう」
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(2011.6)
オーストラリアABCは元東京電力技術者の木村俊雄氏にインタビューし、
その証言に基いて、東電は津波によるメルトダウンの可能性を
事前に認識していたにもかかわらず、対策を採らなかったと主張している。
10年前の東電による事故隠しとデータ改竄についても報告している。
豪ABCが元東電木村俊雄氏にインタビュー:津波によるメルトダウンを認識
http://www.youtube.com/watch?v=twskjNtFe6E
http://www.veoh.com/watch/v24647519Rbr5kG5X
(豪ABC)元東電技術者木村俊雄氏:東電は津波によるメルトダウンを事前に認識
http://www.youtube.com/watch?v=GXhwB3-p4q8
http://www.veoh.com/watch/v24647766rP9aF7Cc
Nuke worker speaks out about tsunami taboo
http://www.abc.net.au/news/stories/2011/06/09/3240251.htm
木村俊雄氏の証言部分
"I asked my boss back in the late '90s
what would happen if a tsunami hit the Fukushima reactors,"
90年代後半に上司にもし津波が福島原発を襲ったら何が起きるか尋ねました
"I said surely a meltdown will happen.
私は確実にメルトダウンが起きると言いました
He said 'Kimura, you are right'.
上司は「木村、お前の言う通りだ」と
But it was made clear that the issue of a big tsunami was taboo.
しかし大津波の問題はタブーであることがはっきりしました
"If they'd moved the emergency diesel generators to a position
above the expected tsunami level it would have cost the company a lot.
予想津波水位より高く非常用ディーゼル発電機を移動させれば
会社に高いコストがかかります
So nobody proposed it,"
だから誰も提案しませんでした
木村俊雄氏は90年代後半に上司にもし津波が福島原発を襲ったら
何が起きるか尋ねたという。
木村氏は「確実にメルトダウンが起きる」と述べ、
上司も「その通りだ」と認めたという。
それを回避するためには、
予想津波水位より高い所に非常用ディーゼル発電機を移動させればよいのだが、
それには会社に高いコストが掛かる。
そのため誰もそれを提案しなかったという。
Engineer reveals cover ups and collusion
http://www.youtube.com/watch?v=CwNtPvpnpEI
元東電社員、社の隠蔽体質を暴露
http://melozy.blog.fc2.com/blog-entry-233.html
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(2011.6)
東電の津波対策は不備:豪ABCが情報公開請求により入手
オーストラリアABCが情報公開請求により入手した資料によると
東電が10年前に原子力安全保安院に提出した津波対策は
たった1ページでしかなく、しかもそれは受理されている。
それによると東電は5.7mを超える津波は想定していなかった。
Tsunami plan misjudged threat to nuke plant
http://www.abc.net.au/news/stories/2011/06/28/3255931.htm
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福島第一のトラブル情報
http://www.atomdb.jnes.go.jp/events/fukushima-daiichi.html
1991年10月30日 福島第一1号機タービン発電機の軸受振動大による警報発生(手動停止)
報道発表 補機冷却水系海水配管からの海水漏えい
http://www.atomdb.jnes.go.jp/events-data/events-000323.html
平成3年10月30日午後5時55分頃、パトロールにおいてタービン建屋
地階南側の電動駆動給水ポンプまわりの床面から海水の漏えいが発見された。
原子炉停止後、2台あるうちの1台の非常用ディーゼル発電機の下部が浸水された。
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