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毎日新聞 4月7日(土)11時36分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120407-00000085-mailo-l20
東日本大震災で出たがれきの処理問題で県は6日、全国に受け入れ要請している国に対し「国の責任と安全性の根拠について丁寧な説明がない」と拒否する意向の回答書を提出した。阿部守一知事は報道陣に「国として処理のルールを作り、全国統一した処理体制を整える必要がある」と理由を述べた。
知事は6日、回答書の提出前に、県市長会と町村会の首長とそれぞれ意見交換した。市長会で小田切治世・中野市長が「みんなで危機を乗り越える必要がある中、断って良いものか」と疑問を呈した。菅谷昭・松本市長は「国が放射性物質に汚染されたものと、されていないものをはっきり示さなければ、受け入れはできない」と拒否を主張した。
町村会で伊藤喜平・下条村長が「県がどういう理由で慎重なのかということを県民に分かりやすく説明してほしい」と要望。知事は「(市町村は)科学的知見に立った冷静な対応をしてほしい。県民へ考え方は伝えたい」と応えた。
終了後、知事は「県内の放射性物質に汚染された下水道汚泥焼却灰処理を優先する」とこれまでの主張を繰り返した。【渡辺諒】
4月7日朝刊
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最終更新:4月7日(土)11時36分
毎日新聞
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