http://www.asyura2.com/12/genpatu22/msg/617.html
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mainauさんが小野俊一先生の講演を紹介されています。
http://www.asyura2.com/12/genpatu22/msg/580.html
大変重要な内容を含んでおり、動画を全部見る時間のない方のために
要点を書き出しました。
小野俊一先生は東京大学工学部卒業後、東京電力に入社し、
福島第二原発に配属、直属上司が武藤副社長(当時は課長)だったそうです。
31才で東電退社後、熊本大学医学部卒業、現在は熊本市で開業されています。
かなり異色な経歴をお持ちですが、原発のことをよく知っているお医者様という
貴重な存在だと思います。
ブログはこちら。有益な情報がいろいろあります。
http://onodekita.sblo.jp/
http://onodekita.com/blogindex.html
以下、講演の要点です。
発電単価は水力、火力より高い。役所の言う5円/kwhはウソで15-16円である。
電力会社は総括原価方式で必要経費の3%が利益となる。
必要経費が高いほど利益が増える仕組み。だから高くつく原発のほうが儲かる。
放出ベクレル数から逆算すると、ヨウ素131が40グラム、セシウム137が5キログラム、
プルト239は1.4グラム。そんな少ないわけがない。実際の放出量は2ケタ多いだろう。
東電小森常務が事故の深刻さに号泣したことはほとんど報道されなかった。
30年後に廃炉ということは、永久に不可能ということ。
もんじゅの実用化も30年後と繰り返し、結局実現不可能だった。
米国西海岸まで汚染されているが、自国原発を止めたくないので米国は黙っている。
大気核実験の頃の1万分の1は大ウソ。実際は数万倍だ。
400kベクレル/平米 (1.3マイクロシーベルト/時)では、本来なら全面マスクが必要。
将来ひどい健康被害が出るだろう。
0.3マイクロシーベルト/時は、2.6ミリシーベルト/年に相当。
頭部CT 1回分だからガンにはならないというが、浴びるのと食べるのは違う。
内部、外部被曝は違う。生体の分子は100電子ボルト以下のエネルギー。
ウランは270万電子ボルト。エネルギー単位がケタ違いなものが体にはいる。
火の前で体を温めることと、赤熱した石炭を食べる程度の違い(クリストファー・バスビー氏の言)
山下教授は、シーベルトの数値が同じであれば、外部、内部被曝どちらでも
人体の影響は同じ、と言っているが、ベクレル・シーベルト換算の実行線量係数にからくりがある。
科学的根拠は一切なく、この係数を出した産業医科大学に問い合わせても返事はない。
http://onodekita.sblo.jp/article/54615219.html
ヨウ素131なら303キログラム、セシウム137なら11148キログラム
食べないと100ミリシーベルトに達しない。これはおかしい。
名目確率変数も全く根拠がない。
赤色骨髄10ミリシーベルト被曝したときの白血病リスク。
放射線により、0.0377%増加。ちなみに自然発生白血病の生涯リスクは0.7%。
そんなに低いはずはない。確率が明確にわかるわけがない。
動物実験では奇形が認められたが、人間では同様な事例は報告されていないと平気で言う。
人間に出ていないから安全だというのはとんでもない。
セシウム137は溶けにくいバリウムに壊変するので動脈硬化の原因になるだろう。
宮古市で白いカラスが見つかっている。(岩手日報)
専門家によると一般的なアルピノとは異なる突然変異。
市民は「震災のストレスかも」 (爆笑)
放射能の影響かとは絶対に書かない。
奇形、巨大植物が全国で見つかっている。
井伏鱒二の「黒い雨」でも巨大化の記述がある。
http://onodekita.sblo.jp/article/47213885.html
放射性ヨウ素による甲状腺がんの増加は5年後以降増加する。
政府は3、4年の間は放射能の影響でないと言い張るつもり。
放射性ストロンチウムは骨に蓄積、白血病になる。
東京で子供の骨折が増えている。
http://onodekita.sblo.jp/article/54582364.html
JTは放射性セシウムが500ベクレル/kgまでタバコに使うと言っている(*)
タバコの温度は700℃。セシウムは671℃で気化し汚染がまわりに広がる。
ガン、心筋梗塞、脳卒中の危険性が増えると警告表示があるので、文句は言えない。
覚悟して吸うこと。
(*) JTは2012年4月から100ベクレル/kgに基準を下げました。
内部被曝は、ガン、白血病だけでなく、細胞全体の壊死が怖い。
血管の壊死は突然死につながる。
限られた範囲の脳細胞の死は知能低下を引き起こすの可能性もある。
自閉症が増える。十分な評価が全くされていない。
突然死が増えている。
来日したバンダジェフスキー氏曰く、
「このような形で情報を隠し続ければ、数十年後には日本人という国民が
本当にわずかになってしまう」
腎臓がダメージを受ける。たんぱく尿が出るからわかる。
油断していると九州にも東北の汚染農作物が来る。
原発がないと核兵器が作れない、両方を止めないといけない。
郡山市では園児は30分以上戸外に出てはいけない。
そういう事実は一切報道されない。
原爆投下後、元気だった兵隊が入市し次々と急死しているが、
政府は公式には認めていない。
島田市市長は元産廃会社社長だった。
ガレキの受け入れはカネ儲けのため。喜ぶのは産廃業者のみ。
本当の絆ではない。糸\だ。(爆笑)
北九州は産廃業者が多く、すでに汚染が広がっているらしい。
除染は不可能。
148万ベクレル/平米の汚染は、塩1粒(0.1mg)を水1リットルに溶かして、
そのうちの10ccを1平米に散布したのと同じ。
除染が無理だと賠償しなければいけないので、できるとウソを言っている。
熊本にまで福島の中古車部品が流通している。
ボンネットに「浪江町」のシール。中古部品は避けたほうがいい。
玄海原発は半島の先にあるので、福島原発と違い事故が起きたらアクセス不可能。
美浜原発はさらに深刻で、橋が壊れると補給路が断たれる。
マスコミの第一報に注目。正しい情報が出た後、慌てて修正することが多い。
管首相も30年は住めないと発言し、すぐ否定された。
金持ちはニュージーランドあたりに避難。
すでに東京世田谷住宅街で不動産価格が値下がりしている。
---(以下コメント)------
絆ではなく、糸\というのは名言です。
札束に糸がついていて、彼らの都合のよいほうへと誘導されてしまう。
喰いついたら最後、取り返しのつかない汚染が広がってしまうわけです。
このように、専門家の立場から被曝の危険性をはっきりとわかりやすく
説明、追及していただけると、非常に心強く感じます。
小野先生のように、被曝の危険性を率直に誠実に説明してくださる先生がひとりでも増えれば、
国民の意識も変わり、安全デマ一辺倒の政府を動かすことができるでしょう。
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