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大飯原発再稼働、安全対策工程表を指示 政治判断と福井入りは先送り
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120406/trd12040622170016-n1.htm
2012.4.6 22:17 産経新聞
野田佳彦首相と枝野幸男経済産業相ら3閣僚は6日、首相官邸で関西電力大飯原子力発電所(福井県おおい町)3、4号機の再稼働を協議する3回目の閣僚会議を開き、再稼働に必要な暫定的な安全基準を正式に決めた。基準に盛り込まれた短期的な対策が適正に実施されているかを検証するほか、中長期的な安全対策について関電に実施の工程表の策定を指示した。
政府は週内に安全性を確認した上で再稼働の是非を政治判断で示し、8日に枝野経産相が地元で説明することを目指していた。しかし、検証や工程表の策定に時間がかかるため、いずれも来週以降に先送りした。
会議には藤村修官房長官、細野豪志原発事故担当相も出席。枝野経産相は会議後の会見で、暫定基準について「原発事故から得られた知見を検証し、国民にとって分かりやすい形で整理したものだ」と述べた。
政府は、関電から工程表の提出を受けた後、短期対策の実施状況と工程表をチェックした上で、首相と3閣僚による会議を早ければ来週にも開く。安全性を確認した上で、関電管内などの電力需給状況に基づき原発の必要性も確認し、再稼働の是非を政治判断する。その後、枝野経産相が地元自治体を訪れ、再稼働を要請する方針だ。
短期的な対策についてはほぼ実施済みで、3、4号機ともクリアできる見通しだ。工程表についても、枝野経産相は「すでにやり始めていることも少なからずある」としており、策定にはそれほど時間がかからないとみられている。
新基準は、経産省原子力安全・保安院が東京電力福島第1原発事故後に指示した緊急安全対策や3月末に公表した事故の教訓を反映させた30項目の対策を整理し直したもの。ストレステスト(耐性検査)の1次評価が妥当だと判断された原発すべてに適用する。短期対策と中長期対策の2つに分け、短期対策では「全電源喪失」に陥った場合でも早期に回復できるよう、電源、注水設備の増強や格納容器などの破損を防ぐ対策を盛り込んだ。実施に数年かかる電源供給の送電網の強化などの中長期対策は工程表の策定を再稼働の条件とした。
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