http://www.asyura2.com/12/genpatu22/msg/606.html
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新たな中性子線被爆の恐怖と懲りない瓦礫拡散
http://blogs.yahoo.co.jp/nothigcat2000/MYBLOG/yblog.html
2012/4/4(水) 午後 2:52 先住民族末裔の反乱
政府が原発再稼働問題で先送りの様相を見せる一方、放射能汚染瓦礫の拡散を目論む原発マフィアとそのパラサイト支援者どもの勢いは未だ衰えを見せていない。
関西テレビの馬鹿アナウンサーが、吉本の不笑無芸人に引き続き事実誤認も甚だしい発言をしたようだ。以下ポイントを抜粋した。
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◎関テレアナ・山本浩之さん「我慢強い東北の人でさえ怒っている」
産経新聞 4月3日(火)15時15分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120403-00000113-san-soci
−−2253万トンの震災がれきのうち、現在までに処理できたのは、わずか6・3%。大阪市は受け入れを検討していますが
山本:大阪市長の橋下徹さんと、直接話したんですよ。市が管理・運営する夢(ゆめ)洲(しま)などが最
終処分場としてあがっているんですが、海面投棄型処分場のために、水溶性の高い放射性セシウムが海
に流れ出る恐れがある。で、市が環境省に個別に安全性を評価するよう求めていて、安全基準がクリア
されたら5月にも受け入れを始めたいと。
−−震災報道を今後どう続けていくつもりですか
山本:がれきを全国各地で受け入れてくれるよう、放送を通じて言い続けたい。
岩手県宮古市で、実際に自分で放射線の空間線量を計ったら梅田の半分以下でした。
そのがれきを引き受けられないなら、梅田にも、子供連れて買い物に行けませんよっていう話ですから。
行政も、国民も、冷静になってほしい。だから言い続けます。
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「安全基準をクリア?」「岩手県が梅田の放射線量の半分?」
敢えて反論することすら口惜しい。全く無知な利権に尻尾振りはこれだから話にならない。こんな荒唐無稽な似非ヒューマニストのジョークは無視して現実の恐怖について取り上げたい。
少し前なのだが、元“原発ムラ”の会社で技術系の仕事をしていた人のリポートが阿修羅に投稿された。
ここで自主的に中性子線を福島と東京で測定したという。その概要は次の通り。
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・中性子線検出器の使用機種は、RAE systems社のNeutronRAEU
・福島県中通りと栃木県北部の合計30か所を測定
・5か所で1分以内に1cps、6か所で5分以内に1cps、8か所で10分以内に1cps、5か所で30分以内に1cps、6か所では、30分間では検出されず2cps以上の中性子線が不検出
・1cpsは中性子線の空間線量としては約0.5μ㏜/hrに相当、因みに2004年の全国調査による平均値は、4nμ㏜/hr(nは、ナノ単位であり1/1000ですから0.004μ㏜/hr)
・昨年8月26日に経済産業省から発表された放出核種の試算表でプルトニウムについては、239と240が同量とされていることから、約1:3でプルトニウム239と240から出ている中性子線ではないかと推定
・中性子線は非常に透過力が強いので、基本的に防御は不可能で、中性子線による外部被ばくは不可避
・中性子線によるガンの発生頻度は、ガンマ線被ばくに比べて3倍から200倍、染色体異常(奇形)などの頻度も40〜50倍になるとの見解もあり、また大量のプルトニウムやウランを内部被ばくすると、人間の体自体が放射性物質になる“放射化”という現象も危惧される。
・日常の生活環境で、中性子線が持続的に1秒間に1回検出されるということは、大変な危険な事態である。
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このリポートの正否については議論の余地があるとしても、仮にこの測定結果が正しいとすれば、福島のみならず関東で膨大な中性子線が検出されることから紛れもなくプルトニウムやウランによる放射能汚染が拡大しているものと推察せざるをえない。過去に取り上げた矢ケ崎教授の話の中でも、中性子線による人体への悪影響は指摘されていたことが思い出される。このような状況で汚染瓦礫を全国に拡散するなど狂気の沙汰に等しい。「皆んなで被爆すれば怖くない」とでも言いたいのであろうか。最早、これは似非ヒューマニズムを持ち出した国民への脅迫と捉えるべきではないだろうか!先ほどの山本の話ではチンピラ市長は5月には汚染瓦礫を受け入れたい意向だというが、断じて利権創出のための受け入れは拒絶すべきである。
また木下氏のブログ(http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927)によれば、産廃市長のエゴと強欲に基づく瓦礫受け入れが進行されつつあるが、ここでも試験結果についての嘘、即ちバクフィルターによる放射性物質除去率が高々60%にすぎないことが公表されている。その上で木下氏は、
「静岡県島田市発表のデータからセシウム137がたったの6割しか捕捉出来ず10万ベクレルが行方不明という事が分かりました。震災ガレキを受け入れる事で、汚染されていない地域の二次汚染の危険性があります。」
と苦言を呈している。これに呼応して、奇妙な言動を続ける小出氏の「低温化したセシウムは粒子化して除去できる」との発言は誤りで、バグフィルター製造メーカー全社が「除去不能」と回答しているようだ。是非「バグフィルターとセシウムの大事な話(http://togetter.com/li/277929)をご一読頂きたい。
汚染瓦礫の焼却に伴い発生する放射性物質を焼却炉外で敢えて測定せず、気化しない微粒子を100%除去できるとした論文を盲信若しくは悪用する政府や強欲首長どもの虚言には反吐が出る程の苛立ちと怒りを覚える。
果たして公務員や労働組合攻撃パフォーマンスに明け暮れる無能なチンピラ市長の思惑通り、5月に放射能汚染瓦礫を大阪で受け入れることになるのか・・・・私は引き続き声を大にして「ノー」と叫び続けたい!
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