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被災地にうずたかく積み上げられたがれき=宮城県女川町で2012年3月8日、森田剛史撮影
毎日新聞 4月6日(金)22時9分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120406-00000094-mai-soci
東日本大震災で発生した災害廃棄物(がれき)を被災県以外で処理する広域処理を政府が要請していることに対し、すでに受け入れ表明した東京都や静岡県など9都府県と域内の8政令市に加え、新たに少なくとも3県の10市町村が受け入れを決めたことが毎日新聞の調べで分かった。ただし、受け入れを表明しているものの処理場のある地元自治体との協議が進んでおらず、地元自治体と府県との温度差が浮き彫りになっている。
新たに受け入れを表明していることが分かったのは茨城県の7市町村と千葉市、千葉県市川市と鳥取県米子市。がれき受け入れを巡っては、政府は3月16日に被災県と、すでに受け入れを表明していた東京都を除く自治体に野田佳彦首相名の要請文書を送付した。受け入れを表明していない35道府県と域内の10政令市に6日までに可否を回答するよう求めていた。
米子市は今年度から4年間で岩手、宮城両県のがれき計6万トンを受け入れる方針。受け入れた理由としては「市のごみ焼却施設の処理能力に余裕がある」としている。鳥取県では同市の他に受け入れ表明した市町村はないが、拒否の意向を示してもいないという。細野豪志環境相は6日の閣議後会見で、「納得をしていただけないということであれば、しっかりと説明を尽くしていく」と述べた。【まとめ・竹内良和、久野華代】
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最終更新:4月6日(金)22時47分
毎日新聞
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