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原発事故をどう受けとめ初等教育の学びの場につなげるか
青山貞一 東京都市大学
東日本大震災、津波による福島第一原発事故を私たちがどう受けとめ、認識し、
それを小中学校の児童や高等学校の生徒にどう伝えるか、学びの場にどうつなげ
るかは、きわめて重要な課題である。
実際、そのような試みをしている教諭や大人はあまりいないだろう。
そのためには、まず教諭が大震災、津波、福島原発事故によって起きているこ
とを現場主義的に知らなければならないと思う。たまたま小中高等学校の教諭の
ネットワーク(詳細は巻末参照)から講演を依頼された。
もちろん、私自身このような重要かつ重い課題に正面から向き合ってきたわけ
ではないが、お引き受けした。
大学にいると、どうしても調査、研究が先行し、子供たちと向かい合う機会が
ほどんどないからだ。
講演の日の2012年3月31日、東京都心はものすごい風、さらに雨まで降
り出した。広尾駅から高台にある聖心女子大に向かい階段を何段も上ると、そこ
はしっとりとした到底渋谷区にあるとは思えない静寂な時空があった。
会場となった渋谷区広尾の聖心女子大学は研究の同僚、池田こみちさんの母校
である。見て分かったのだが、会場の宮代ホールは本当にすばらしいホールであ
る。今まで何100と講演してきたが、こんなすばらしいホールはなかった。
現場主義で生きてきた私は、やはりここでもいつものように、現地を歩き見聞
きしてきたことを話すことにした。
本動画は1時間あるが、100%ノーカットである。ぜひ、最後まで聞いて欲
しい。
YouTube動画
◆青山貞一:原発事故をどう受け止め、学びの場につなげるか
http://www.youtube.com/watch?v=aEw57qPi9ow
論考(ブログ)
◆青山貞一:原発事故をどう受け止め、学びの場につなげるか
http://eritokyo.jp/independent/aoyama-democ0003...html
以下は、講演会の案内である。
◆生活やものづくりの学びネットワーク 学習交流会(3 月)のご案内
「原発事故をどう受け止め、学びの場につなげるのか」をテーマに、講演と授業
実践の検討を企画しました。
生徒の方にも参加いただき、一緒に討論をしたいと考えています。年度末のお
忙しい時期かと存じますが、是非ご参加下さい。
日時:2012 年3 月31 日(土)13:00〜16:30 (受付 12:30〜)
場所:聖心女子大学宮代ホール
(東京都渋谷区広尾4-3-1、東京メトロ日比谷線
「広尾駅」2 番出口、徒歩3 分)
○講演
「原発事故をどう受け止め、学びの場につなげるのか」
青山 貞一 氏(東京都市大学教授)
講師プロフィール
*専門:環境政策論、公共政策論
*経歴:アジア経済研究所関連機関、ローマクラブ日本事務局、1986 年同僚の
池田こみち氏と(株)環境総合研究所を設立、代表取締役(現職)など
*学会活動:国際市民参加学会(IAP2) 、国際ダイオキシン会議(学会)、大気
環境学会、環境科学会、環境アセス学会(理事、編集委員)、計画行政学会
(理事、編集委員)など
*昨年春から東北3県に都合9回現地調査、放射線測定調査を実施してきた
NPO活動:
☆環境分野の専門家 NPO/NGO、環境行政改革フォーラム代表幹事。
☆政策学校「一新塾」代表理事など
*主著書:「地域経済の構想」(共著、学陽書房)、「小エネ住宅奮戦記」(は
る書房)、「台所からの地球環境」(著者代表、ぎょうせい)など多数
※都市大学は3/31で退職。4月からはNPO系以外は、環境総合研究所顧問、
早稲田大学創造理工学部、東京都市大学非常勤講師。
○授業実践の紹介と生徒を含めた討論
*「私たちの生活とエネルギー〜浜岡原子力発電所 原子力と共存できるの?」
の授業から何を学んだか
轡田 徳子 氏(静岡県立科学技術高等学校)
*生徒の立場から(同校1 年生2 名)
*討論
参加費:無料 ※事前申し込みは不要です
テーマ:原発事故をどう受け止め、学びの場につなげるのか
生活やものづくりの学びネットワーク 事務局
〒112-0012 東京都文京区大塚4-39-11 仲町YT ビル3F 日本家庭科教育学会事務
局気付
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