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4月1日 19時24分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120401/t10014129211000.html
食品に含まれる放射性セシウムの基準が、これまでの5分の1の1キログラム当たり100ベクレルなどと、大幅に厳しくなりました。
多くの自治体では、週明けの2日からこの基準を基に食品の検査が進められます。
食品に含まれる放射性セシウムの基準は、福島第一原発の事故のあと、緊急時の対応として、野菜や肉などは暫定的に1キログラム当たり500ベクレルなどとされました。
しかし、事故から一定期間が経過し、食品から検出される放射性セシウムの量が少なくなっていることなどから、厚生労働省はより厳しい基準値を設定し、1日から適用することになりました。
新たな基準値は、▽野菜や米などの「一般食品」は、これまでの5分の1に当たる1キログラム当たり100ベクレル、▽粉ミルクなどの「乳児用食品」と「牛乳」は50ベクレル、▽「飲料水」は10ベクレルとなっています。
厚生労働省によりますと、ことしに入ってから先月末までに100ベクレルを超えた食品は、ヤマメやヒラメなどの水産物や生シイタケといった野菜など、福島や茨城、栃木など9つの県で合わせて600件に上っています。
多くの自治体では、週明けの2日から新たな基準で検査を進めることにしています。
そして、基準を超えた食品については、市場に流通しないよう出荷が自粛されたり、政府から出荷停止が指示されたりすることになります。
新しい基準値とは
食品に含まれる放射性セシウムの基準は、福島第一原発の事故のあとに緊急時の対応として、野菜や米などの穀類、肉、魚、卵などの食品は1キログラム当たり500ベクレル、飲料水と牛乳・乳製品は200ベクレルとする暫定基準値が作られました。
厚生労働省は、事故から一定の期間が経過し、食品から検出される放射性セシウムの量が少なくなっていることなどから、年間の被ばく量の限度を5ミリシーベルトから1ミリシーベルトに引き下げ、これに合わせて基準値も5分の1などと、より厳しく設定しました。
1日から適用される新たな基準値は、▽野菜や米などの「一般食品」は1キログラム当たり100ベクレル、▽大人よりも放射線の影響を受けやすいとされる子ども向けの区分が新たに設けられ、粉ミルクや離乳食などの「乳児用食品」と「牛乳」は50ベクレル、▽摂取量が多い「飲料水」は10ベクレルと暫定基準値の4分の1から20分の1に厳しくなっています。
ショッピングセンターで聞くと
食品に含まれる放射性セシウムの基準が大幅に厳しくなったことについて、東京都内のショッピングセンターでは、「今までより安心できる」と話す人がいた一方で、「もっと厳しくすべきだ」という声も聞かれました。
東京・品川区のショッピングセンターでは、野菜や精肉などがどこで生産されたかを表示したり魚については取れた水域を表示したりしています。
買い物に来ていた60代の男性は、「新しい基準になって食べられなくなるものも出てくるのはしかたがない。気になるのは風評被害なので、国はしっかりと対応してほしい」と話していました。
また、3歳の息子と一緒に買い物に来ていた30代の男性は、「子どもが小さいので食べ物には気をつけているが、気にしすぎると何も食べられなくなる。基準をクリアーしていれば大丈夫だと思うので、厳しくなることはよいことだと思う」と話していました。
一方、3歳の子どもがいるという30代の母親は、「厳しくなったとはいえ、基準はまだ不十分で、もっと厳しくしてほしい。今のままでは子どもが食べるものは放射性物質が入っていないものを選びたい」と話していました。
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