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原発事故の混乱、東電のキーマン証言
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4989462.html
28日、国会で福島第一原発事故の原因究明を行う事故調査委員会が開かれました。
この原発事故調査委員会は主に政府・民間・国会の3つがあります。それでは28日に行われた国会事故調査委員会はほかと何が違うのでしょうか。それは国政調査権という権限を持っているということです。これによって当時の政府関係者や東京電力関係者を国会に呼んで証人喚問したり資料の提出を求める強制力があります。今後、国会で証人喚問が行われ、ウソの証言をすれば偽証罪に問われることもあります。
この国会事故調査委員会に28日、初めて登場したのが東京電力・武黒一郎氏です。原発事故直後から官邸に入り、東京電力側の責任者として政府と東京電力の調整役を行っていた人物です。政府、そして東電の混乱ぶりを詳しく知るキーマンは一体何を語ったのでしょうか。
福島第一原発の事故原因を究明するために設置された国会事故調査委員会。東京電力の武黒氏がこの場で発言することは事故以降初めてのことです。
「事故の当事者として改めて心から深くおわびを申し上げます」(東京電力 武黒一郎氏)
去年3月11日、巨大津波によって全ての電源が失われ、核燃料を冷却できなくなった福島第一原発1号機。官邸では武黒氏や班目原子力安全委員長らが事故対応について関係閣僚と協議を行っていましたが、通信手段の準備不足や回線の混雑などから第一原発の情報は滞っていました。
「保安院からの情報が時々、電話やメモで入ったので、見ながら過ごしていた」(東京電力 武黒一郎氏)
いわば、政府と東電との調整役という役割を担っていた武黒氏ですが・・・
「“情報通信連絡”という役割は必ずしも明確に求められていたとは思っていなかった」(東京電力 武黒一郎氏)
その後、原子炉建屋が水素爆発を起こし、危機的な状況に陥った1号機。原子炉の冷却のための海水注入について、武黒氏が総理の了解を得るまで中断するよう東電に連絡した経緯を明らかにしました。
「総理に説明が終わっていない段階で現場が先行してしまっていることが将来の妨げになってしまっても困る。総理の責任者としての位置づけの中で進めていくことも重要だと思った」(東京電力 武黒一郎氏)
一方、当時、事故対応のトップだった菅前総理は28日、民主党内の有志の国会議員らと脱原発への道筋を考える会を設立しました。
「原発事故のリスクというものがどれだけ大きいか、改めて思い知らされた」(菅直人前総理大臣)
事故後、脱原発に意欲的だった菅氏。退陣後は表立った動きを控えてきました。しかし、関西電力・大飯原発の再稼働問題をはじめ、野田政権が原発依存路線に流れが向かないよう政府に訴えるねらいがあるようです。(28日18:02)
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