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福島第1原発2号機の原子炉格納容器内部調査で行われた線量測定作業=2012年3月27日、東京電力提供
毎日新聞 3月27日(火)21時20分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120327-00000110-mai-soci
東京電力は27日、福島第1原発2号機格納容器内で最大毎時72.9シーベルト(同7万2900ミリシーベルト)の高い放射線量を計測したと発表した。放射線量が高い環境では内視鏡などの機器類が故障する。東電は「廃炉作業用に、高線量に耐えられる機器を開発する際に参考にしたい」としている。事故で炉心溶融が起こった同原発1〜3号機で、格納容器内の線量を測ったのは初めて。
【福島第1原発】2号機の格納容器内、水位60センチ 下部、大きく破損か−−内視鏡調査
調査では、東電と東芝の作業員計35人が、毎時1000シーベルトまでガンマ線を測定できる線量計をケーブルの先端に装着。前日に内視鏡を入れたのと同じ格納容器側面の配管から挿入した。格納容器底の水面から約4〜7メートル、内壁から約50センチ〜1メートル離れた範囲で、計8カ所で測定した。
その結果、線量は毎時31.1〜72.9シーベルトを記録した。人間の致死量は7〜8シーベルトとされている。高い放射線量について、東電は「原発事故で溶け落ちた燃料や格納容器内を漂う放射性物質の微粒子などが原因と考えられる」との見方を示した。政府と東電による廃炉工程表では、格納容器に水を満たす冠水(水棺)を実施した上で回収用アームで溶融した燃料をつかみ取ることにしており、高線量による廃炉工程への影響はないという。
東電の松本純一原子力・立地本部長代理は「測定した地点が少なかったので、今回の調査では溶けた核燃料の分布までは分からない」と話した。【比嘉洋】
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最終更新:3月27日(火)22時54分
毎日新聞
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