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女川原発のSPEEDI(放射能影響予測地図)
http://iwate-guide.seesaa.net/article/260026261.html
2012年03月25日 岩手県の名所(穴場)と有名人+放射能情報
岩手県・宮城県・福島県にとって、福島第1原発の後始末とともに課題になるのが「震災で停止中の女川原発をどうするのか」だ。
福島の悲惨さを見るたび、「原発はもうこりごりだ」と思っている方が大多数ではないかな?
ただでさえも被災三県は福島原発で苦しめられているのに、女川原発を動かすなんて「絶対に無し」にしてほしい。今日は福島第1原発事故の際に活かされなかったSPEEDI(放射能影響予測)の地図(女川原発版)を紹介しよう。
⇒平成22年度宮城県原子力防災訓練用SPEEDI図形
http://www.bousai.ne.jp/vis/speedi_z/miyagi/h22kunren_index.html
http://www.bousai.ne.jp/vis/speedi_z/miyagi/h22/kunren.pdf
http://iwate-guide.seesaa.net/upload/detail/image/onagawasp01-thumbnail2.jpg.html
これは宮城県が平成22年11月4日と11月5日に実施した「原子力防災訓練」で使用したものである。最大濃度が4.701Bq/m3というから規模の小さい漏れ事故を予測した計算のようだ。配管損傷・メルトダウン等々深刻な事故で計算した内容を公表しているわけではない。ちょっとは参考になるだろうか。他にも仮想計算図形http://www.bousai.ne.jp/vis/speedi_z/miyagi/index.htmlがいろいろあるので、女川原発に何か起きる前にご覧いただきたい。
福島第1原発がそうだったように、小さな漏れ程度しか想定していない原発は「危険」というひと言に尽きる。規模の大きい事故で放射能が漏れて、平成22年の原子力防災訓練時のように東風が吹けば仙台は即アウトである。岩手・宮城の多くが飯館村みたいに人が本来住んではいけないほどの被爆を被ってもおかしくないだろう。
文部科学省のこのサイトでは、他にも青森県東通原発など立地点周辺の仮想計算図形が見られる。風向き:青森市方向http://www.bousai.ne.jp/vis/speedi_z/aomori/h22/r/10NE02F017.pdfや風向き:函館市方向http://www.bousai.ne.jp/vis/speedi_z/aomori/h22/r/10S02F022.pdfなどあるが、いずれも小規模の漏れによる計算のみである。また狭域の図面だけとなる。ある程度規模が大きい事故予測の「広域の図面」を見てみたいものだ。福島第1原発の事故を受けて避難範囲が拡大されれば、そういう図面も見られるようになるだろうか。
エネルギーは火力発電で当分やって欲しいものである。そして地熱発電をもっと増やすべき。
なによりも、「原子力地獄」はもうたくさんだ。
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