http://www.asyura2.com/12/genpatu22/msg/312.html
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http://fairewinds.com/content/tokyo-soil-samples-would-be-considered-nuclear-waste-us
要約です。
* 3月13-15日にワシントンDCで、米国原子力規制委員会(NRC)、規制情報会議が行なわれた。
席上でグレゴリー・ヤッコ委員長は、NRCも原子力業界も、原発の運転を許可するに当たり行なった
コスト利益分析において、大規模な避難や放射能汚染を全く考慮していないことを憂慮。
* フェアウィンズは、原発周辺の避難だけでも軽く1兆ドルを超え、何世代にも渡り居住不可能となると
考えている。
* 数週間前に東京の5ヶ所で土壌サンプルを採取した。場所は適当に選び、とくにホットスポットを
選んだわけではない。分析の結果、全サンプルとも米国では放射性廃棄物として扱うべきレベルで、
テキサスの処分場に送らなければならないことが判明した。
* ワシントンDCから100マイル圏内にいくつも原子力施設がある。東京は福島原発から約200マイル。
その土壌が放射性廃棄物並みに汚染されている。我々の首都も容易に汚染されるだろう。
* 日本で起きたことを教訓に、新規も運転中の原発も、運転許可を与えるには、
避難や汚染による損失を含めてコスト利益分析をすべきだというヤッコ委員長の意見を支持する。
ガンダーセン氏は土壌のデータ値について言及していませんが、ビデオの中で示された表によると、
土壌サンプル場所は、渋谷区、鎌倉、千代田区(公園、ビル屋上)、日比谷公園の5ヶ所で、
測定値は次の通り。(1 pico Ci/gram = 0.037 Bq/gram = 37 Bq/kg)
セシウム 137: 18 - 167 pCi/g (666 - 6179 Bq/kg)
セシウム 134: 19 - 137 pCi/g (703 - 5069 Bq/kg)
コバルト 60: 9.1 -40 pCi/g (336.7 - 1480 Bq/kg)
--------(コメント)-------------
米国政府も東日本の放射能汚染、そして自国の原発事故を非常に憂慮している様子がわかります。
アメリカは広大であり、原発は人里離れたところにあるのかと思いますが、意外や意外、
大都市圏のすぐそばに多くの原発があるのです。
しかもスリーマイル島事故以来、新規原発はなく、どれも老朽化が激しくボロボロです。
福島のような悲惨な事故がいつ起きても不思議はありません。
地震や津波がないから大丈夫などと油断していると、とんでもないことになるでしょう。
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