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韓国に輸出された日本産水産物にセシウム検出増加
http://blogos.com/article/34811/
2012年03月23日 22:18 凜 アゴラ
韓国の『ハンギョレ新聞』(日本語版)が「日本産 水産物 放射能 検出‘1ヶ月で3倍に’」という記事を配信しており、いろいろ思うところがあったので、これについて少し。
1 記事の紹介
この記事によると「冷凍サバと冷蔵タラなど日本産水産物のセシウム検出回数が先月から急激に増加」しており、「昨年上半期には月に1〜3件発見されるに止まっていたが、12月は7件、今年1月には8件と次第に増え、先月には24件へ急増した」そうです。
しかも検出された魚種が「サバ、タラで大型魚のマグロ、そして刺身に使われるイシダイまで種類も多様化し」ているという指摘もされています。
そして「福島原発事故が起きて1年が過ぎたが、なぜ放射性物質はさらに頻繁に検出されるようになったのか」という疑問に対し以下のように答えています。
(1)福島原子力発電所から大気中に拡散する放射性物質はある程度減ったが、その間に原子炉を冷やすために海水注入を続けており、放射能に汚染された水が地下水を経て海まで流れ込んだ
(2)大きな魚が小さな魚を食べることによって、放射性物質が食物連鎖ピラミッドに沿って伝播している。
その上で、この記事では中国は「福島はもちろん、そこから200km以上離れた東京など10都・県の水産物輸入を禁止している」のに対し「韓国政府は放射性物質検査証明書さえあれば輸入を許可している」がこれはおかしいのではないかと疑問を投げかけています。
2 輸入制限
原発事故直後、韓国や中国が日本産の農作物の輸入を制限したのは大きく報じられ、その後昨年5月に日中韓首脳会談で中国の温家宝と韓国の李明博大統領が来日した際に、この制限の解除などが議題になったこともかなり大きく報じられておりました。
しかし、今現在韓国と中国との間にこのような差があることは寡聞にして知りませんでした。震災1周年で新聞などが世界の反応を伝えておりましたが、外国人である○○に聞いたという印象論でなくこうした事実を報道してもらえればと思います。
実際、日本でもガレキの受け入れであれだけ激しい抵抗があったので(震災がれき受け入れ反対と新興宗教)、韓国の方がセシウムが検出された魚の輸入に対し、このような反応をするのは理解に難くありません。
3 個人的感想
確かにここで指摘されているような地下水の流入とか、食物連鎖が日本近海で行われている可能性があり、どうも1年が経って恐怖心が薄らいでいるようなところもあるのかと改めて思った次第です。
人は良くも悪くも環境に慣れるもので、あるひどいことが起こっても人は慣れてしまい、最初は緊張していてもそれが長期間続くと、ひどいことと思わなくなってしまうということが良くあります。私自身放射能に対しそういう面がなくなっているとも言えないと改めて思いました。
そして、この記事の前提としてセシウムが増えているということですが、どこで捕った魚をどこの企業が輸出しているのか、それが気になりました。魚には捕れる季節、捕りやすい場所があるので、もしかするとそれらが影響を与えている面もあるのではないかと考えます。
そのため、通常の記事に上記2つ以上の説明を求めるのはかなり酷だというはわかっていますが、もう少し詳しい検証があればと思わざるをえませんでした。
おそらく、間に商社や水産加工会社などが入って韓国に輸出されているのだと思いますが、もしこれが同じく日本の食卓にも上がっているとすれば、何故増えてのか徹底的な検証が必要なのではないかとも考えた次第です。
http://blog.livedoor.jp/amuro001/archives/3913655.html
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