http://www.asyura2.com/12/genpatu22/msg/251.html
Tweet |
南相馬の黒い物質について検討を続けた前投稿のコメント欄
http://www.asyura.com/12/genpatu21/msg/703.html#C232
にいただいた情報に基づき、以下の通り報告いたします。
(1次転載ブログ)
http://blade1024.blog.fc2.com/blog-entry-27.html
(元情報ブログ)
http://blog.goo.ne.jp/hialai1829m1843m/e/e20546da8f2acfc6c6c555b76abb7a4a?st=0#comment-form
<以下 ブログ「原発震災の真実」より本文転載>
いわき市で根気強く調査を続けてこられた「α線と鉄板」さんのブログで、野ざらしの鉄板から微量のプルトニウム(Pu-238,Pu-239,Pu-240)が検出されたとの報告があった。
金沢大学・環日本海域環境研究センター の山本 政儀 先生が検査を行い、その結果からPu238/Pu239,240放射能比から福島第一原発由来の物であると断定された。
なお、Pu239,240/Cs-137放射能比が政府の推定値の200倍となっており、放射性ヨウ素や放射性銀が斑に分布するのと同様に、プルトニウムもフラクショネーション(挙動の違い)が存在するのではないかと推察されています。
個人的には放出比については、プルトニウム(Pu-239)の親核種であるネプツニウム(Np-239)の分布状況にも影響されているのではないかと推察する。
なおネプツニウムについては半減期が2.36日ということから、今からでは証明できない点が歯痒い思いである。
(山本 先生のコメント)
測定結果をお送りします。
Puが検出され、正直なところびっくりしました。
Puは核実験ですでに広く,低レベルで分布しています。
このPuついて、Pu238/Pu239,240放射能比は0.03程度です。
今回のこの比は0.8で明らかに高く、原発由来のPuを含んでいます。
政府の放出量見積もりでは3です。
野ざらしの鉄板には核実験のPuが付着していないと考えると、
何故比が低いのかと考えさせられます。
全て3ではなくて0.8の低い比を持つPuが放出された可能性もありますね。
さらにPu239,240/Cs-137放射能比が9.0E-5で、政府の推定値4.3E-7の200倍になり、Puが多く検出されています.たぶんフラクショネーション(挙動の違い)が存在するためだと思われます。
現在ウラン、出来れば Am-241なども分析できればと考えています。
<投稿者コメント>
ごく微量ではあり、問題のないレベルとのことですが、「福島原発」由来という指摘が重要かと思います。やはり、専門機関による測定がなにより重要です。
今後、「南相馬の黒い物質」を含め、様々な分析が展開されることを強く希求します。
当該測定を実施された金沢大学・環日本海域環境研究センター 山本先生ならびに、地道な努力を続けられた「α線と鉄板」さんに最大限の敬意を表します。
また、当該情報の提供をいただきました Syuさんに厚く御礼を申し上げます。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素22掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。