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辛坊治郎氏が「六ケ所村核燃料再処理センター」を見学 (週刊朝日) 「六ケ所村を見れば原発をどうすべきかがわかる」 
http://www.asyura2.com/12/genpatu22/msg/247.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 3 月 23 日 07:53:58: igsppGRN/E9PQ
 

辛坊治郎氏が「六ケ所村核燃料再処理センター」を見学
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120323-00000002-sasahi-soci
週刊朝日 2012年3月30日号

 ニュースキャスターの辛坊治郎氏が、青森県六ケ所村を訪ねた。日本中で排出される使用済み核燃料からウランとプルトニウムを取り出し、残余の核分裂生成物をガラスに溶かし込んで固める工場「日本原燃 六ケ所村核燃料再処理センター」だ。辛坊氏がレポートする。

*  *  *

 施設内で目を引くのは、50メートルプールにコンクリートを流し込んだような巨大な長方形の物体が整然と並ぶ姿だ。これは日本中の核関連施設から廃棄される低レベル廃棄物をコンクリートで固めたものだ。低レベル廃棄物とは、日常的に核物質に触れるわけではないが、近くに存在する放射性物質の影響を受けるなどして、微量だが放射線を出す性質を持つようになった原発配管部分などを指す。原発稼働に伴って発生するこれらの物質を日本で唯一、受け入れているのが、この六ケ所村の再処理センターなのだ。地元と結んだ契約上の年限は300年だが、300年後に、この巨大なコンクリートの塊を他の場所に移せるとは到底思えず、必然的に、我々の時間軸の中ではここが日本の低レベル廃棄物の最終処分地となる。

 そしてもう一つここに存在する重要な施設、それが、ウラン濃縮工場だ。日本の原発で1年間に消費されるウラン燃料は、原子炉1基あたり25トン、54基ある原発が定期運転を開始すると年間約1千トンにも上る。ウランを濃縮する権利を国際条約上合法的に持っている非核保有国は日本しかない。現在六ケ所村では、旧型の濃縮装置を、最新式の高性能装置に転換する作業が行われているのだが、これが終わると、核燃料を完全に国内生産できるようになる。

 大量のウランを安定的に、臨界を起こさせずに濃縮する方法は世界的に公開されておらず、日本も一から技術を開発した。この分野の研究者は、一切の論文の発表が許されず、特許が申請されることもなく、施設の大きさ、システム、遠心分離器の速度・能力等すべてが秘密のベールの中にある。国際条約で、この施設の中で許されるウラン235の濃縮度は20%未満で、ここまでを「低濃縮ウラン」と呼び、もし、この濃度を超えて濃縮を行うと、極端な話、イランが今直面しているように、アメリカの空爆による施設破壊を覚悟しなくてはならなくなる。

       ◇

辛坊治郎氏 「六ケ所村を見れば原発をどうすべきかがわかる」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120323-00000005-sasahi-soci
週刊朝日 2012年3月30日号

 日本のエネルギー政策の「聖地」となっている青森県六ケ所村。ニュースキャスターの辛坊治郎氏がこの地を訪ね、日本の原発問題の真実をレポートする。そして、「我々は原発をどうすべきか?」と疑問を投げかける。

*  *  *

「核燃料再処理工場」が本当に動き出せば、毎年日本の原発が生み出す約1千トンの使用済み核燃料のうち8割を処理することができて、そこから新たな核燃料を作り出し、残りを、少なくとも使用済み核燃料そのもので保管するよりは安全なガラス固化体に作り替えることができる。

 しかし、これでいよいよ問題解決!とは、残念ながらいきそうにない。

 皆さんには素朴な疑問が一つ浮かび上がるはずだ。それは、最終的に核燃料から分離された、高線量の核廃棄物であるガラス固化体はどこへ行くのか?という疑問だろう。

 実はここに日本の原子力政策の最大の問題点が隠れているのだが、今この原稿を書いている時点で、これに答えを出せる人はどこにもいない。おそらく10年後の今日でもいないだろう。青森県との契約で、今後50年間、ガラス固化体はこの地に保管されることが決まっているが、「永遠」にこの地に留まる低レベル放射性廃棄物と違って、地元はあくまでも最終処分地にならないことを条件に、この施設を受け入れた。

 このガラス固化体は、防護装置なしに近づくと即死する。

 去年から今年にかけて、核燃料の最終処分に関して、いくつかの注目すべき報道がなされた。ロシア政府が、使用済み核燃料の最終処分地として日本政府に名乗りを上げていた話、日米政府が秘密裏にモンゴルに最終処分場を造る計画を持っていた話、さらに使用済み核燃料を再処理せずにそのまま埋める方が、再処理よりもはるかに安い値段で処理が可能だという話。

 また、原発の敷地内にある使用済み核燃料一時保管プールは、国内の原発が再稼働すれば遠からず満杯になる一方、その核燃料を処理する工場は稼働しておらず、さらに将来的に累計18兆円の巨費を投じてガラス固化体を作り出しても、それを運んでゆく場所がない現実。

 さぁ、これらの事実を知って皆さんは原発をどうすべきだとお思いだろうか?

 今回は結論を述べない。一つひとつの事実の先に、自ずと結論は見えてくるのだと思う。

 

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コメント
 
01. 2012年3月23日 10:10:27 : pIad38DQnM
ガラス固化体って、まだできないんじゃなかったか?

02. 2012年3月23日 11:39:17 : t9M2KfINao
辛抱クン。キミは大昔の人が勝手に作った危険な廃棄物を何の見返りもなく何万年も管理するのがまともだと思っているのか。

03. 2012年3月23日 12:09:27 : qgSDHk4k7A
>01

この間も試験的に行って失敗したハズです。
こんなことすら、技術的に未完成なんですね。


04. 2012年3月23日 13:21:27 : Mnxczxr6Dw
http://www.rokusaisha.com/blog.php

「東電と癒着」マスゴミを斬る! インチキゲンチャーたちに明日はない(8)

    2012年3月21日 カテゴリー 社会問題一般


あまたある「東電マネーに溺れたマスコミ」の中でも、「福島第一原発」そのものの安全性をPR広告で入れた、『週刊朝日』(朝日新聞出版)の犯罪性を見逃すことはできない。11年の新年号で「福島第一原子力発電所レポート」を4ページにわたって掲載。吉田所長(当時)の写真入りで「ベストミックスで安定した電力供給 プルサーマルで実現する発電の未来」と題して、福島原発の安全性をPRしつつ、プルサーマル発電を大きく宣揚し、解説している。また、「見どころいっぱい福島県浜通りの観光スポット探訪」と題して、浜通りの名所「いわきマリンタワー」や、風光明媚な「塩屋崎灯台」などを紹介している。

「まるで福島に来て原発と観光スポットを味わうのが一流の旅とでも言いたげの内容でした。今、さかんに東電叩きを週刊朝日はやっていますが、かつて福島第一原発の安全性や魅力を伝えたのは、どこの誰なのでしょうか」(新聞記者)

まさに、過去を忘れたかのようなトーンで東電叩きに走る『週刊朝日』の二枚舌ぶりには驚きを禁じえない。

「3.11の震災直後、週刊朝日は、『危険だから』と若手の記者を福島に行かせなかった。これこそやっていることが矛盾だらけです」(識者)

『週刊朝日』には記者が50人近くいるはずだが、全員が行って被災者に謝罪しつつ、全財産を寄付すべきではなかったのか。

『週刊朝日』だけではない。同じく朝日新聞出版社が出している週刊『AERA』の罪も重いといえる。2010年、ヨネスケと電事連のPR広告記事で、立地環境部長と対談し、ヨネスケは「暮らしを支える電気のすごさを実感する僕としては、原子力発電にもっと注目してもらいたい。毛嫌いせずにさ、考えてほしいんだよ。もちろん安全性を確保したうえでの“は・な・し”だけどね(笑)」と語っている。

そのわりに嗚呼『AERA』よ!
震災直後、ガスマスクの顔の表紙で「放射能がくる」(3月28日号)という特集など、どんな神経なのか。ちなみに今、電事連のホームページからはヨネスケと立地環境部長との対談があったログは見事に消されている。

「やっていることがおかしくないか。放射能を呼びこんでいるのはお前だろうと、AERA編集部に言いたくなりましたよ」(読者)

東電、関西電力や九州電力などの電力会社や関連団体の電事連などを含めると、年間2千億円もマスコミにばらまかれていたことは明確だ。名う手の記者をたくさん輩出した『AERA』よ、残念極まりない。こうした「東電マネー網」に君たちも引っかかったのか。
また、資源エネルギー庁の広告が子供向け雑誌『ジュニアエラ』に掲載していたのも、無視できない。

もちろん、私は『週刊朝日』『AERA』の記者が、震災後、がんばって放射能の脅威を、原発事故の悲惨さを伝えたことはよく知っている。だからこそ今、「原発を是とした過去の検証」が必要ではないのか。特に『週刊朝日』が堂々と取り上げ、もちあげたPR記事は他のどこでもない、かの「福島第一原発」なのだ。

鹿砦社の松岡利康社長は語る。
「原発問題に限らず、朝日のこうした、表の顔と裏の顔が違う偽善者的なスタンスこそ、朝日の記者や編集者らは反省しないといけないんじゃないでしょうか。渋谷クンらが怒り心頭の『創』と全く同じ発想です。いや、発行部数『週朝』が22万部、『アエラ』14万部と公にされていますが、それも週刊で発行されていますから、犯罪性の度合いとしては、発行部数が1万部前後の『創』の150倍も大きいと言えますね」

ふだんからきれいごとばかり並べる朝日新聞出版の社員たちよ! 『週刊朝日』および『AERA』の自称エリートたちよ!
今すぐ福島に飛んで過去のPR記事は間違いでしたと懺悔せよ。偉そうに記事を書くのは、それからの話である。

(渋谷三七十)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


05. 2012年3月23日 13:32:01 : I8EdvlWOvg
「読売ジャイアンツは永遠に不滅です」

六ヶ所村の放射性廃棄物は永遠に不滅です。辛坊くん、原発をCIAの差し金で日本に持ってきた正力松太郎くんの薫陶を忘れちゃ困るよ。


06. 2012年3月23日 16:17:59 : oDZLjorBrU
>ロシア政府が、使用済み核燃料の最終処分地として日本政府に名乗りを
上げていた

そうなの?
昔ロシア政府はドラム缶に放射能物質を積めて日本に(確か日本海だったような気がするけど)近い海にポンポン投げ捨ててなかった?
金だけ払って、挙句の果ては日本近海にドラム缶に積めてポイ捨てじゃ、あんまりだろ!
だったら垂れ流しの方がまだましかもよ、トホホだけど。

>日米政府が秘密裏にモンゴルに最終処分場を造る計画を持っていた話

これもひどいよね、モンゴルって水も豊富じゃないし、山でしょ。
風呂にもなかなか入れない民族なんじゃないの?
無責任この上ない。

ガラス固体化も量が増えれば又困る。
どうしようもないよね。
埋めるより他に、やっぱり手は無いのかも・・・・・


07. 2012年3月23日 17:12:21 : csw14V2IF6
遠心分離技術を一から開発した技術って、すごいんだよ。
原発止めるとそれを無駄にするって言いたいの?
六ヶ所村の電源喪失で東日本が吹っ飛ぶ話あったよね。
そんなに原爆つくりたいの?

08. 2012年3月23日 20:50:17 : GE62YnqNOI
 シンボウは竹中、小ねずみ組の幹部ですから。

                藪から坊


09. 2012年3月24日 03:36:49 : OWpKl6jyAU
>「核燃料再処理工場」が本当に動き出せば、毎年日本の原発が生み出す約1千トンの使用済み核燃料のうち8割を処理することができて

これって全部環境中に放出されるんですよねぇ・・・
六ヶ所村のホームページで排ガスの仕組み見て呆れました

ろ過システムが、ガスに対応していないただのHEPAフィルタですって


10. 2012年3月24日 06:04:08 : ohYkokj7ic
04の記事は糞だな。

週間朝日を非難するより、現在も東電マネーで東電擁護している産経、読売などを非難するべきでしょう。

読売とかも週間朝日を見習えっていうのが筋だと思うんだけどね。


11. 2012年3月24日 11:05:26 : imIi1Rs6Lg
高濃度放射能をガラス化する技術は失敗に次ぐ失敗でまだ確立できていないと思いますが?
溶解ガラスを抽出するノズルにガラスが目詰まりし、ガラス固定かできずに居る事が
報道されていましたが??

12. 2012年3月25日 02:34:33 : vkoeqVSQSs
現実はずっと失敗続きで、逆にこの分野は原発事故でどうなるのやら。
ガラス固化は恐らくイメージ戦略で、埋める候補地が挙がればほくほくかとw
昔から手練手管で候補地を探してたニューモが懐かしいね。

舐めて舐めて、電力体質ですなぁ。
電力社員は、最近居酒屋でもこそっと飲んでるらしいので、キーワードで洗いだせ。
ただし、本当に真面目に働いてこの企業に尽くし・・後人間性だな。

本質的面は皆愛せよ。
性格とか抜きにして、大概の社員には罪は無いと信じたい。

当然合コンで安定してるので、結婚願望女子に電力はモテルとか別にしてなw
それはリアルな冗談だがね。
いつの時代も現場では、下が犠牲になるのさ。

あほうな上のおかげでね。
金と利権の力を思い知ったよ。
おかげで、益々力が沸いたよ。


13. 2012年3月26日 07:26:11 : nojO6kjODg
原発が有る限り人権侵害はなくなりません、推進派と反対派に分かれての闘争は続いています。広島・長崎の体験を生かすことなく世界に類を見ない悲惨な福島の情景に憤りを覚えます、危険な原発を全国に配置する異常さと、内部構造の危険さが改めて知ることになった。暴走すればコントロールの効かない恐ろしい設備を、何故強行に推進しなければならないのか何事も隠蔽体質から始まっています。使用済み放射能廃棄物や核燃料の処理設備は先延ばしを繰り返して破綻状態です、仮に完成できたとしても汚染された物質の行き場がありません。使用済み核燃料を増やさない為にも廃止すべきです。
 原発に頼らなくても石油は自国で生産可能となりつつあります、日本近海にはメタンハイドレートがみつかつています。決めたことは何が何でも強行する愚かな挑戦を阻止すべきです、一人ひとりが目覚めなければ明日の日本はありません。

14. 2012年3月26日 23:53:37 : XJL2YLIhEs
橋下もまだ今イチ眉唾だが、一応、原発再稼動には文句を言っている。関電の大株主大阪市の代表として、それらしいことはしてる、ように見える。
東電の株主東京は、先の株主総会で存続賛成に票を入れてたな。文句は言ってるけど、値上げについて。そりゃ値上げも許せんが。でも推進イシ原閣下なんだよな。

原発を誘致するか、六ヶ所村を誘致するか、フクシマの中間貯蔵施設を誘致するか、全部か。
都会は『安全な』原発を僻地に押しやって、美味い汁を吸い続けてきたが、フクシマに恩を返す意味でも、この四つの選択肢を避けて原発推進の意志表示はありえないと思うが。『安全な』ガレキの受け入れをいち早く表したからって、免罪符にはならない。汚染されてない、フクシマのじゃないから受け入れるってんだから。他所もやるみたいだし。普通だ


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