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「番組を切られても本望」古舘伊知郎“原子力村”発言の真意と業界の反応
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120321-00000309-playboyz-soci
週プレNEWS 3月21日(水)17時43分配信
「古舘(伊知郎)さんのあの発言は、すごく勇気のいることだと思います。たとえ、『報道ステーション』(テレビ朝日系)のキャスターという職を失ったとしても、事実はちゃんと伝えなければならない。画面を通して、古舘さんの決意と使命感が強く感じられました」
そう語るのは、脱原発を訴え続ける俳優の山本太郎氏だ。“あの発言”とは、3月11日放送の震災特集『報道ステーション スペシャル』の最後に、古舘氏が神妙な面持ちで語り出したもの。以下、発言の主な内容である。
「年末特番で原発事故を検証し、津波ではなく地震によって福島第一原発が損壊していたのではないかと報じましたが、今回の番組ではさらなる追及ができなかった」
このことを古舘氏は「後悔している」と話し、さらに次のように続けた。
「日本には“原子力村”という村が存在し、積極的に原発を誘致してきた部分があった。その根本を徹底的に議論しなくてはなりません。私は日々の『報道ステーション』の中でそれを追及していきます。もし圧力がかかって番組を切られても、それは本望です」
この発言に対し、ネットの反応はおおむね好意的。掲示板やツイッターには「古舘カッコイイ!」「原発推進派の弾圧に負けず頑張ってくれ!!」といったコメントが多数書き込まれた。山本氏も絶賛する。
「実際、僕が脱原発発言をしたとき、テレビ局の現場ではスポンサーに配慮して『あいつは使わないほうがいいんじゃないか』っていう空気があった。古舘さんの場合はそれ以上でしょう。そんななかで、『原子力村に真っ向から勝負する』と宣言したわけですから」
では、テレビ業界の反応はどうか? 某キー局の社会部記者の見方は冷ややかだ。
「僕らは古舘さんお得意のパフォーマンスだと見ています。正直、何を今更っていう感じですね(苦笑)。どこの局も同じような姿勢で取材をしているし、また、圧力というけど、そもそも原発事故に関しては世論の後押しもあり、今は東電や政府を批判しても問題ありませんからね」
実はそうした受け止め方が大半だったのだが、やはりというか、原発利権の根深さを感じさせる声も少数ながら聞かれた。
「何年先、何十年先かわかりませんが、政府が東京電力を生き返らせたとき、あまりに批判しすぎるとCMを入れてもらえない可能性がある。営業サイドとしては、やりすぎないでほしいというのがホンネ」(別のキー局関係者)
果たして、突然の発言は、本気の決意表明だったのか、パフォーマンスだったのか。古舘氏に近い関係者に聞いた。
「パフォーマンスでも、言わされたわけでもなく、古舘さん本人の強い決意表明だと思います。古舘さんは福島第一原発の20km圏内にも入っているし、避難区域でも精力的に取材を続けている。放射能汚染の実情を見て、自分の言葉で語らずにいられなかったのでしょう。さすがだったのは微妙な言葉の言い回し。『原発事故を追及する』と言っていますが、“反原発”とは言っていない。自分の態度を鮮明にしつつ、なおかつテレビ局側にもある程度の配慮をしているのです」
いずれにしても、古舘株が上がったのは確か。ぜひとも有言実行してもらいたいところ。最後に山本氏がエールを送る。
「古舘さんや報ステのスタッフがその気持ちで取材に取り組んでいくのであれば、原発問題の潮目は大きく変わっていくはず。古舘さんの発言は、そのキッカケづくりになると思います。国民にとって本当に必要な情報を提供すれば、視聴率もグングン上がっていきますよ。期待しています!」
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