http://www.asyura2.com/12/genpatu21/msg/893.html
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http://blogs.yahoo.co.jp/phon_bb/32998040.html
今、ここがアツイ!。何しろ、今年4月就任したばかりの「センター長(教授)」が
陣頭指揮を執り、自ら何度と無くフクシマ現地に足を運び、汚染実態の調査、除
染活動や地域住民の被曝調査・健康相談に率先して当っている。
この組織だけは、東大解体後も残す必要があるだろう。他の官僚養成及び原発推進
工学系組織は、無条件解体または原発撤退のための研究開発のみ許可すれば良い。
私は、つい最近まで知らなかったのであるが、この児玉龍彦東大教授「センター長」
大先生が、先日国会で参考人として意見を述べている。
『今回の場合も、私は南相馬に毎週行っています。東大のアイソトープセンターは
現在までに7回の除染を行っていますが、南相馬に最初にいったときには1台の
NaIカウンターしかありません。農林省が通達を出した3月19日には、食料も水も
ガソリンも尽きようとして、南相馬市長が痛切な訴えをウェブに流したのは広く
知られているところであります。』
『われわれが何をやらなければいけないのかというと、まず汚染地で徹底的な測定
ができるように保障しなければいけません。』
『今日ではもっとイメージングベースの測定器が、はるかにたくさん半導体で開発
されています。なぜ政府はそれを全面的に応用してやろうとして、全国に作るた
めにお金を使わないのか。3カ月経ってそのようなことが全く行われていないこ
とに私は満身の怒りを表明します。』
『内部被曝の一番大きな問題は癌です。癌がなぜ起きるかというと、DNAの切断を
行います。ただしご存知のように、DNAというのは二重らせんですから、二重の
ときは非常に安定的です。
それが細胞分裂するときは、二重らせんが1本になって2倍になり、4本になります。
この過程のところがもの凄く危険です。そのために妊婦の胎児、それから幼い子ども、
成長期の増殖の盛んな細胞に対しては、放射線障害は非常な危険性を持ちます。』
なぜこのような貴重な証言が、新聞やテレビで殆ど真面目に報道されないのか?
私もこの先生に全面的に賛成する。
惜しいのは、この大先生の任期が、順送り人事でたった2年しかないと思われる事
である。何故ならば昨年度の名簿に、この先生の名前は影も形も存在しない。つま
り、別のところから異動されたということであり、2年後にはまた別の所に異動さ
れる。
研究の継続性・及び今後予想される被曝被害の観点から、4年後にようやく被害の
端緒が見え始めると想定される。是非ともこのような先生に20年程度は、責任を
持って対応して頂きたいのである。東大の既存人事ローテーションの仕組みなど、
ぶっ壊せ!
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元画像
http://www.youtube.com/watch?v=eubj2tmb86M
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児玉龍彦東大教授が国会陳述に使用した3ページの資料
http://www.slideshare.net/ecru0606/ss-8725299?from=ss_embed
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高野論説:児玉龍彦東大教授の国会陳述の衝撃 ── 広島原爆の29.6個分の放射線総量が漏出している!
http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2011/08/_296.html
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高野論説:児玉龍彦東大教授の国会陳述の衝撃(続) ── 教授と議員との質疑応答
http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2011/08/post_790.html
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東京大学アイソトープ総合センター
http://www.ric.u-tokyo.ac.jp/director/index.htm
(センター長挨拶抜粋)
今回の福島原発の未曾有の事故でこれまでとは全く異なる大きな責任を果たすことが
国民から求められている。
それは放射性物質について、(1)測る(2)質問に答える(3)放射線の影響につ
いて研究を進めるという3つの仕事である。
これからの健康被害の防護法、土壌、海洋の汚染の除染についての正しい教育や研究
の推進の責務は、長期的な大きな課題となる。
アイソトープ総合センターは、こうした国民の期待に答える東大の中心的な拠点とし
て大きな責務を負った。
その一端でも課題を果たせるように、センター構成員一同、鋭意、努力を重ねていき
たい。
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巻頭言 半減期17年のセシウム137による土壌汚染の除染へむけ
児玉 龍彦 センターニュースVol.42 No.1
http://www.ric.u-tokyo.ac.jp/news/news42-1.pdf
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