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飯田哲也:今夏の電力は足りる。「"電力が足りない"と言っている人は"知恵が足りない"」
http://www.youtube.com/watch?v=fpkkrA5T4XU
関西電力は今夏、原発を再稼動しない場合、
電力は13.9%足りなくなると試算している。
この試算に対して、飯田哲也氏が反論している。
・まず問題になるのは、ピーク時であること。
そして需要側と供給側の両側での対策を提言している。
<需要側>
・500kW以上の大口需要家に対する節電対策は既に結んでいる
それをピーク時に活用する
更には全ビジネス産業の顧客に拡大する
・一般家庭等に対しては“ピーク料金”を設定しピーク時の需要を抑える
<供給側をピーク時に瞬間的に増やす>
・他の電力会社から
・独立発電業者や自家発電から
・揚水発電を全てスタンバイしてピーク時に瞬間的に使用できるよう備える
よって、結論として今夏の電力は足りると述べている。
更には、「電力が足りない」と言っている人は、知恵が足りないと
辛辣に皮肉を述べている。
関電は揚力発電量を試算では半減させている。
しかし、揚力発電のために原発しか使用できないわけではなく、
原発以外の火力等の電力で夜間に水を揚げることはできる。
こんなことはド素人の私でさえ分かることだ。
関電の"バカにしくさった"態度が鼻につく。
しかも飯田氏が関電に直接提言したところ、
「いざとなったら料金を上げてでも需要を下げるのかと言ったら、
“やるつもりはない”と言っていたので、
停電を避けるために料金を上げもせず、
下手をしたら関西電力は停電に任せるような
そういう口ぶりでした。
このままいくと計画停電になりますね。
たぶん何が何でも原発再稼動というふうに
今のところ思い込んでいるみたいですね」
つまり、関西の住民に対して、
“計画停電でいいんですか?”と、
“本当にそれでいいんですか?”と、
“だから、原発を再稼動するしかないじゃないですか”
私にはそう聞こえる。
飯田氏の主観的推測を多分に含むし、
私個人の全く主観的な思い込みにすぎないかもしれないが、
関西電力の原発再稼動に向けた思惑が見えた気がした。
飯田氏の需要側と供給側、両側に対する数々の提言に対して、
関電は全く何も対策しないと述べているのだからだ。
関電は意図的にかはともかく、何も対策せず、
その結果、停電もしくは、計画停電というルートに
向かっているかのように思える。
勿論、停電など起こすつもりなどないと思う。
つまり、停電したくないなら、原発再稼動しかないじゃないという
“圧力”を関西の住民に向けて、アピールしているのではないか。
何としてでも原発再稼動したい者達に対して、
何としてでも原発再稼動を阻止せねばならない。
そのためには、関電の策略を暴くことも必要だ。
例えば、揚水発電量が半減していることなどは、
ド素人の私でさえも分かる稚拙な策略だ。
<参照>
原発再稼動問題
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/gendaisekai/2012/03/post-43be.html
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