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雨では除染できない 研究チーム 最大でも年間2%減のみ
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東京新聞 平成24年3月14日 :横浜ママパパの放射線だより
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東京電力福島第一原発事故で、地表に降り積もった放射性セシウムの濃度が、風や雨などによる作用だけでは最大で年間2%ほどしか低下しないことが13日、筑波大などの研究チームの調査でわかった。チームは「放射能汚染対策では、除染が重要になる」と指摘している。
調査は文部科学省からの委託で、昨年7月中旬から9月にかけ、福島県川俣町内にある計画的避難区域で実施。畑と牧草地、スギ林など5ヵ所で、一定面積を囲い、そこから雨などによって流れ出す土砂や水に含まれる放射性セシウムの量を測った。
最も放射性セシウム137が減ったのは、植物が少ない畑。水の流れを止めるものが少なく、流出する土砂、水とも多かったためとみられる。ただ、セシウム濃度は当初の値から0.26%しか減少せず、1年間に換算しても2.1%とわずかな減少だった。
その他の4ヵ所の年間減少率は0.064〜0.46%にとどまった。最も減少率が低かったのは、びっしりと草が生い茂った牧草地だった。
筑波大の恩田裕一教授は「植物が多い牧草地や畑、林の中では、植物や地表に降り積もった落ち葉などによって土砂の流出が少なくなっていた。放射性物質は雨水に溶け出さず、土壌にほぼ固定されたままになっている」と話している。
一方、文部科学省は13日、福島第一原発事故で放出された放射性物質の分布マップの調査報告書をまとめた。福島や栃木、茨城などの約2200ヵ所の土壌調査結果を測定手法などとともに閲覧できるデータベース作りもすすめており、近く公開する予定だ。
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