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3・11は一年前同様、良く晴れていた。絶好のデモ日和。京浜急行に乗って東京へ出た。日比谷公園では「東日本大震災 市民のつどい ピース・オン・アース」という集会が催されていた。噴水広場前に特設されたステージの他にたくさんの出店が出ていて、NPOやボランティア団体の活動を紹介していた。人の出も順調で子ども連れの姿も多かった。14時46分、C・W・ニコルの発声で黙祷をささげる時には、会場を埋め尽くす人でいっぱいになっていた。
デモは例によって警察の完全な指揮の下に、幾つかに分割されて、それぞれの間に充分過ぎる間隔が開けられたが、9・19のように赤信号でデモも進行を止められ、ぶつぶつに細断されたデモ行進ということにはならなかった。それなりに交通信号を操作して、デモを通過させていた。昨年から顕著になってきているが、若い男女の参加が加速度的に増え、バンドやドラムも加わって賑やかだ。「原発イラナイ! 子どもを守れ!」等のリズミカルなシュプレヒコールも定着している。東電、経産省前を含む銀座・霞ヶ関方面を行進し、道行く人たちから拍手や応援をたくさん貰った。
国会を囲む人間の鎖という試みは、これまで寡聞にして聞いたことが無かったが、60年安保ではそれを遥かに越える状況であったわけだし、それ以降は請願デモという形だけ許されていたはずだが、そういう形で突破できるのかと興味を持っていた。しかし案の定、官邸前から先は警察によって完全に通行止めにされており、チェーンに参加した人々は先へ進めず道に詰まって立ちつくすこととなった。その状態でキャンドルに火を灯し、シュプレヒコールを叫んだが、雨もぱらついて今一だった。参加者側の行動の意思決定の在り方が研究される必要がある。
帰りは「品達」で中本の「蒙古タンメン」を食べた、往きはけいすけの「とんとろ炙りチャーシュー黒極」を食べている。二食ラーメンだったが、東京に出るとラーメンが食べたくなる。一杯飲んでいこうかとも思ったが、テレビドラマ「運命の人」があるので、そのまま帰った。ドラマを見た後、ニュースで日本各地の追悼集会やデモの様子が紹介されるかと期待したが、期待する方が間違いだった。マスコミには国民の運動に眼を向ける心は全く無い。
福井孝典ホームページhttp://plaza.rakuten.co.jp/fukuitakanori/diary/?ctgy=1
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