太陽フレアの爆発によって電離ガス（プラズマ）などによる太陽嵐の影響で電子機器に
異常をきたすとなると、原発は非常電源さえも稼働出来ず、制御を行なう電気系統も
当然ダメージを受けたとなれば…
しかもそれが地球全体の原発が強烈な太陽嵐の影響で暴走し、とんでもない事態になって
しまう可能性が考えられます。

人類だけでなく地球上の生き物の全てに影響を及ぼす死の星へとなる可能性が。
大地震や火山は局所的災害ですが、強烈な太陽嵐となればシャレにならない範囲で
地球上の広範囲に影響が出ます。
果たして原発は安全なのか。
原発は数時間だけ耐えればいいのか、それとも十数時間？
無電源状態で制御出来ないとなれば、どの程度の人海戦術で危機を乗り越える事が
出来るのだろうか？

ストレステストよりも危機管理とはそもそもどう言うレベルの基準なのだろう？
事故が起こらないように対処する思考ではもはやどうする事も出来ない。
大事故が起こる可能性を想定し、どうすれば大事故が起こっても最小限の被害で
済むようなシステムに出来るのだろうか。

そう考えた時に想定外の事故が発生した場合、時限的被害は大きくてもすぐに復興できる、
環境に与える負荷の少ない事故被害で済むような社会システムを目指す生活スタイル・
思考の転換が今の地球というガイアに住む住民として求められているのではないだろうか。

これからは、生き続ける為に不必要なものは捨て去る勇気が必要ですね。
原発なんて最たるもの。
資産や物質で贅沢したいがため為にエネルギーが必要なら、思想転換して時間を
贅沢にムダに過ごす事こそが生きる事での最高の贅沢だとしたら…

早寝・早起きしてエネルギー使用量を減らす生活を心がけ、都会から郊外へと人口が分散し、
地産地消で賄っていける小社会こそが今の経済格差も過労問題も、もしかしたら資本主義と言う
社会システムから大転換出来る可能性があるかも知れない。

もう世界基準でなくても良いじゃないか。
地球を永遠に汚し続ける汚染物質を処理出来ない産業廃棄物を出し続けるエネルギーなんて
もうまっぴらごめんだよ。

エネルギーが足りないなら足りないなりの質素な生活を目指し、その社会に見合った
経済活動を行えばいいだけで、発展する事だけが資本主義じゃないはず。
無理な経済活動は結局の所発展自体が無理な訳だから、反作用として大きな代償が跳ね返る。
地球の未来の為にも、未来を奪う可能性を少しでも排除する思想の進化が必要じゃないだろうか。

原発はもう充分に役に立った。
もういいじゃないか。
これ以上一体何を望むのか？
未来を犠牲にし、汚染を先送りし続ける経済活動って狂っている。

これからは生き延びる為の経済活動転換にすべきだろうと思う。
例え巨大な太陽嵐が来て電力網や電子機材が破壊されても、またゆっくり作りゃ
いいじゃないか！ってね。
破壊されたら危険過ぎて生きていけない世界なんて完全に狂っているよ。