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http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/20120304000085
伊方3号機「妥当」/原発安全評価、判断へ
2012/03/04 09:39
四国電力伊方原発3号機(愛媛県、定期検査で停止中)の再稼働の前提となる安全評価(ストレステスト)の1次評価について、経済産業省原子力安全・保安院は3日までに、四電が提出した評価結果を妥当と判断する方針を固めた。
早ければ9日にも専門家会議に素案を示す。保安院の判断は、関西電力大飯3、4号機(福井県)に次ぎ3基目。
四電は当初、想定する地震の最大の揺れの1・86倍まで耐えるとしていた。その後、原子炉建屋などの機器の一部で地震の揺れに対する余裕が少なく、耐えられるのは想定する最大の揺れの1・5倍までと判明したと評価を変更しており、専門家会議でさらに検討する。
保安院は正式に審査書をまとめた後、原子力安全委員会に報告する。安全委の確認を経て、地元の理解状況を見極めながら、野田佳彦首相らが再稼働の是非を判断する。
四電は昨年11月に1次評価結果を保安院に提出。保安院はこれまでの審査で、評価方法に大きな問題はないとしている。保安院は2月下旬、伊方原発を現地調査し、事故に備えた電源車や消防車の配置状況などを確認した。
ただ、1月中旬に保安院が1次評価結果について「妥当」とする審査結果をまとめた大飯3、4号機はその後、再稼働に向けた協議に具体的な進展はみられない。四電は安全性を確認した上で早期の再稼働を目指しているが、伊方3号機の審査に必要な期間も判然としない。
再稼働に向けた最大の焦点となる地元の理解に関しては、愛媛県の中村時広知事が、国の安全基準への姿勢や四電の安全への取り組み、地元自治体の意見を総合的に勘案したいとの姿勢を崩していないとされ、再稼働の時期は依然として不透明なままだ。
保安院が妥当の方針を決定したことに対し、四電広報部は「現時点ではコメントできない」としている。
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