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焼却炉の中で約36%の放射性物質が「行方不明」になっている
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2012年3月2日 低気温のエクスタシーbyはなゆー
焼却炉の中で約36%の放射性物質が行方不明になっている。と
投稿者:戸谷真理子
投稿日:2012年 3月 2日(金)19時31分43秒
以下、情報いただきました。
大阪市議会で島田まり議員の質問。焼却炉の中で約36%の放射性物質が行方不明になっている。と言ってる(9ページ)
大阪市議会議事録→
(注:PDF)
http://osakasaigaihaikibutu.web.fc2.com/documents/0222osakacityminseihokeniinkai.pdf
資料を配っていただきましたけども、表裏になっておりまして、A4の横型のほうの面をごらんいただきたいと思います。公表されましたこの試験測定結果の概要ということで今見ていただいておりますけれども、この試験は、大田清掃工場と品川清掃工場で行われております。大田清掃工場を例にとると、12月13日から14日にかけて行われており、放射能濃度については、排ガス、主灰及び飛灰等について測定を行っています。放射能は焼いてもなくならないので、焼却炉に入った放射性物質がどこで捕捉されているのか、最終的にどこに集まっているのかを把握することが、放射能の安全管理上重要であると考えまして、大田清掃工場の試験結果をもとに、放射能の物質収支を試算してみました。
お配りしました資料の左側中段の表にストックヤードとございますが、災害廃棄物放射能濃度は71ベクレル/Kg となっています。物質収支を試算する際の入口側である廃棄物の放射能濃度はこの71ベクレル/Kg と仮定して試算を行いました。
これは、試験焼却時と通常時の飛灰の放射能濃度を比較すると大差がないことから、東京二十三区清掃一部事務組合の通常時のごみの放射能濃度と災害廃棄物の放射能濃度が同程度であると仮定したものでございます。
また、出口側の放射能濃度については資料の右側上段にあります大田清掃工場の放射能濃度の欄をごらんいただくと、排ガスが ND と、不検出となっており、主灰が99ベクレル/Kg、飛灰が2,440ベクレル/Kg、飛灰処理汚泥が1,537ベクレル/Kg となっております。
資料の裏面に縦型の試算結果を載せておりますが、このデータによりますと、物質収支の試算の結果は、焼却炉に投入された放射性物質のうち、約36%が行先不明になるとの結果となりました。真ん中当たりを見ていただいたら、その数字が出てくると思います。
この約36%の放射性物質の行先としては、排ガスへ移行しているか、もしくは焼却炉などの設備に残留していることなどが考えられると思います。
排ガスについて考えてみますと、先ほどの資料にある排ガスの放射能濃度の欄をごらんいただくと、検出限界値が0.97ベクレル/立方メートルとなっており、この値を最大値と見積もって試算してみたところ、約11%が煙突から排出されている可能性が否定できない結果となりました。
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