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(書評)服部 禎男 (著) 「『放射能は怖い』のウソ 親子で考える放射能Q&A」−−博士の異常な愛情
http://www.asyura2.com/12/genpatu21/msg/516.html
投稿者 西岡昌紀 日時 2012 年 3 月 02 日 20:19:18: of0poCGGoydL.
 

(2012年03月02日19:28)


(書評)


「放射能は怖い」のウソ 親子で考える放射能Q&A [単行本]
服部 禎男 (著)
http://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%81%AF%E6%80%96%E3%81%84%E3%80%8D%E3%81%AE%E3%82%A6%E3%82%BD-%E8%A6%AA%E5%AD%90%E3%81%A7%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%8B%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%EF%BC%B1%EF%BC%86%EF%BC%A1-%E6%9C%8D%E9%83%A8-%E7%A6%8E%E7%94%B7/dp/4270006676/ref=cm_cr-mr-title


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5つ星のうち 1.0


博士の異常な愛情−−いかにして私は恐れる事をやめ、アメリカを愛する様に成ったか?, 2012/3/2

By 西岡昌紀 -(2012年3月2日)

 いやあ、面白い本でした(笑)。何が面白かったかと言ふと、先ず、この本の冒頭(本書6〜9ページ)にマンガで描かれた、服部禎男先生とラッキー博士の論文の出会いがとても面白い物でした。


 この本に依ると、本書の著者である服部禎男先生は、1984年に電力中央研究所に居らした時、低線量放射線が人体にとって非常に有益であるとするアメリカ・ミズーリ大学のトーマス・ラッキー教授の論文を偶然見つけたのだそうです。それを読んだ服部氏は、ここが非常に面白いのですが、「よし!アメリカに聞いてみよう!」(本書7ページ)と決め、アメリカの電力研究所本部(EPRI本部)にラッキー教授の論文についての「回答が欲しい」(本書8ページ)と言ふ要請をしたのだそうです。


 私にはさっぱり分かりません。科学者が何故、自分が読んだ論文が正しいかどうかをアメリカに聞くのでしょうか???それもアメリカの電力研究所(EPRI)本部に!!!科学者と言ふ物は、自分の頭で物事を考え、判断するのが仕事なのではないのでしょうか?そして、更に面白いのは、服部氏が、アメリカの電力研究所本部に、ラッキー論文について手紙を送って問ひ正した結果、「私の手紙がきっかけでアメリカのエネルギー省が動き世界中の専門家が集まりついには国際会議が開かれたのです」(本書8ページ)と書いておられる事です。つまり、低線量放射線の有益性を強調する「ホルミシス理論」の研究は、電力中央研究所(日本)の服部禎男氏が、アメリカの電力研究所本部(EPRI)にラッキー論文についての判断を委ねた結果、アメリカのエネルギー省(DOE)が主導する形で本格的に開始、展開された事が、ここに書かれてある訳です。凄いですねえ!まるで、原爆製造の切っ掛けに成ったとされるルーズヴェルトへの「アインシュタインの手紙」の様です。服部氏が、嬉しかったのも無理は有りません。服部氏は、嬉しくてたまらなかったのでしょう。それで、この本に、この逸話を書かれたのだと思ひますが、それが、こうして、「ホルミシス理論」の研究が、自然発生的な物ではなく、非常に政治的な物であった事を暴露して居る事は皮肉です。


 又、この逸話は、服部氏がラッキー論文を「発見」してアメリカに手紙を書くまでは、当のアメリカでもラッキー論文が相手にされて居なかった事を語って居る点でも面白い物だと思ひます。服部氏とラッキー教授のこうした「出会ひ」については、86〜87ページで再度言及がされており、そこには、何と、こうまで書かれてあります。


「1984年にこの論文(ラッキー教授の論文)を見つけてね。アメリカの電力研究所の所長さんが僕のアメリカ留学時代の上司だったので、連絡して、ラッキーさんが言ってることが正しいのかどうか、責任ある回答を出してもらうようにお願いしたんだ。」(本書86ページ)
「・・・アメリカのお墨付きが出たので各種方面に働きかけてね、・・・」
(本書87ページ)


 日本の科学者が科学を研究するのに、何故、アメリカの電力研究所の「責任あるコメント」が必要なのか?そして、何故、「アメリカのお墨付き」が必要なのか?日本の科学者は、「アメリカのお墨付き」無しでは、放射線について研究してはいけないのでしょうか?


 さて、次に本書の医学的内容についてです。先ず、私は、「ホルミシス理論」の名の下で語られて居る培養細胞や動物による実験、或いは、疫学研究の全てを否定する積もりは無い事を明確にしておきます。それどころか、自然放射線が、有害な作用と共に、生命活動に何らかの有益な影響を与えて居る可能性自体は十分有ると思って居ます。(これは、矛盾する言説ではありません)しかし、その上で言ひますが、本書で服部氏が書いておられる事やラッキー博士の書いて居る事を読むと、おかしいと思ふ事が幾つも有ります。それらのほんの一部を、この本の記述に即して、以下にまとめて述べます。


1.本書の10ページにおいて、服部氏は、マウスに対する放射線照射によって、「SOD、GPXが飛躍的に増えた」、「ガン抑制遺伝子p53の活性化」が認められた、と書いておられます。しかし、それでは、そのSOD、GPXの増加、p53遺伝子の活性化は何故起こったのでしょうか?確かに、SODとGPXは、服部氏がこのページで書いておられる通り、活性酸素を「やっつけてくれる」酵素です。又、p53遺伝子には、ガン抑制遺伝子としての働きも有ります。しかし、そのSOD、GPXが増えたのは、生体に有害な活性酸素が増えたからなのではないでしょうか?そうだとしたら、その放射線照射が、総体として有益であったかどうかは分からない筈です。活性酸素を怪獣に、SOD、GPXをウルトラマンに例えると分かり易いと思ひます。確かにウルトラマンは人間の味方です。しかし、ウルトラマン(SOD、GPX)は、怪獣(活性酸素)が暴れて居るから現れるのです。ですから、SOD、GPXと言ふウルトラの兄弟が来たと言ったって、それに先立って怪獣(活性酸素)が増えて居たなら、この現象が総体として生体にとって有益かどうかは分からないではありませんか。


2.1と同様の事が、服部氏が単純に「ガン抑制遺伝子」と呼んだp53遺伝子についても言へます。服部氏は、もちろん熟知しておられると信じますが、p53は「ガン抑制遺伝子」であるだけではありません。p53は、他にも多彩な役割を持って居ます。そして、ここが重要ですが、p53は、特に、ストレスから生体を防御するのに大いに活躍します。そこでクエスチョン。放射線照射によってp53遺伝子の活性が高まったと言ふのは、その放射線照射が、マウスにとってストレスだったからではないのでしょうか?だとすれば、その放射線照射は、マウスにとって有害であった事が逆に示されて居るのではないでしょうか?ですから、この実験の解釈は、服部氏が言ふ程単純な物ではないと思ふのですが、いかがでしょうか?


3.本書の11ページにおいて、ショウジョウバエの突然変異と放射線の関係に関するマラーの実験の話が出て居ます。そして、この実験によって、放射線は有害だと言ふ考え方が定着したかの様な記述が有ります。しかし、人類が放射線の危険に気が付いたのはマラーの実験の結果ではありません。又、マラーが研究したのは、光学顕微鏡で確認出来る範囲での突然変異でしかありませんが、近年の研究は、放射線による細胞の癌化と細胞の突然変異は並行しない事を明らかにして居ます。つまり、マラーの実験に批判されるべき点はもちろん有りますが、マラーの実験を否定しても、それは、突然変異についての研究であり、癌化についての研究ではなかったのですから、発癌について、低線量放射線にしきい値が有るとする主張の論拠には成りません。


4.本書の66〜71ページにおいて、服部氏は、広島・長崎で原爆に被爆し、生存した人々は、却って長生きして居る傾向が有る、と言ふ意味の記述をしておられます。しかし、この記述は、生存した被爆者が、被爆者手帳によって、全ての医療を無料で受けられる制度の存在を度外視し、又、被爆者の疫学研究が始まる1950年以前の被爆者について、医学統計が不足して居る事を無視して居ます。他にも理由は有りますが、これらの事からだけでも、原爆による被曝が、被爆者を他の日本国民よりも長生きさせる結果を生んだとする主張は、疫学的根拠を欠いて居ます。これは、服部氏が仰ぐラッキー博士すらが(!)、その論文中で可能性を認めて居るのですが、服部氏は、その事を御存知ないのではないでしょうか?(笑)


5.放射線の照射によってインシュリンの分泌が高まる事を挙げて、服部氏は、放射線の効用を主張して居ます。(本書90ページ)しかし、これは余りにも単純な見方です。(物理学者だなあ)糖尿病患者におけるインシュリンの作用不足を念頭においてこんな事を言っておられるのでしょうが、インシュリンの分泌が高まる事が生体に良いとは限りません。インシュリン分泌が必要以上に高まれば動脈硬化が促進される事を服部氏は知らないのでしょうか?糖尿病患者にとっては、インシュリン分泌が高まる事はいい事かも知れません。(これも本当はそれほど単純な問題ではありませんが)しかし、糖尿病でもない人の体内でインシュリン分泌が高まる事は、動脈硬化の促進や肥満の誘因に成り得る事で、むしろ有害です。又、放射線照射は、アドレナリン分泌も高めるそうです。(本書92ページ)しかし、アドレナリンの分泌亢進によって心拍数や血圧が正常以上に高まるとしたら、それが健康にいい訳が無いと思ふのですが、私のこの疑問はおかしいでしょうか?


6.低線量放射線は体に良いとする主張の根拠として、服部氏は、自然放射線の高い地域の住民の調査で、却って住民は健康であると言ふ主張を述べておられます。しかし、こうした自然放射線の線量が高い地域の調査では、例えば、ブラジルのポソス・デ・カルダスの様に、癌死亡率が高いなど、住民の健康に悪影響が出て居る可能性の有る土地も有り、報告の結果は相反して居ます。又、イギリスのセラフィールド、ドーンレイ核施設周辺では、子供の白血病と悪性リンパ腫の増加が報告されて居ます。こうした自論に都合の悪い事例に言及しない事は科学者として公正な態度と言へるでしょうか?(本書94ページ他)


7.住民がコバルト60の被曝を受けた台湾のマンションで、マンションの住民の癌死亡率が台湾全土のそれより低かったとする事例については、他の危険因子として、住民の年齢、職業、喫煙率、水道水と井戸水の違い(ヘリコバクター・ピロリ菌の感染率はこれによって変はる)、経済水準、医療へのアクセス等、多くの因子が検討されなければなりませんが、それら他の因子についての言及が有りません。(本書96ページ)

 まだまだ指摘したい点が多々有りますが、スペースの理由で割愛します。最後にもう一つだけ。この本の66ページで、広島・長崎の被爆者が、原爆の被曝を受けた事を喜んで居る様に取れるマンガが掲載されて居ます。服部氏は、この本を書く事で、アメリカに「原爆を落としてくれてありがとう!」と、言ひたかったのでしょうか?


(西岡昌紀・内科医)

2012年03月02日19:28
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1826612459&owner_id=6445842
http://blog.livedoor.jp/nishiokamasanori/archives/5260706.html

 

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コメント
 
01. 2012年3月02日 20:56:00 : swsf4Tw1P2
詭弁、うそ、歪曲、捏造、ここに極まる。

それでも一部のアホは信じる。そんな人物の一人が何か言っていたのでさんざん罵ってやった。オレはそこまでする。

悪徳宣伝屋は絶対許さない。


02. 2012年3月02日 22:15:34 : e6SdEWw9lQ
マウスに、累積で 100 mSv を越えない範囲で放射線を照射すると、どのように SOD や GPX、p53 等は活性化していきますか。そういう研究報告はないのでしょうか。

03. 2012年3月03日 00:09:18 : pPJ5gJb78A
こういった御用本の著者は数年もすれば社会的信用を完全に失い、
相手にされなくなるだろう。

04. 2012年3月03日 05:17:46 : kSi6X632D2
03へ
そんなこと書いてませんって開き直りますよ。

05. 2012年3月03日 07:20:56 : urkfO1LKIE
被曝すると防衛反応として生体活性が上がることは知られている。もちろん個体差が大きく、弱い個体は衰弱するだけだが。
それを正反応として歪曲することに、電力屋の病理がある。

06. 2012年3月03日 07:53:49 : mY0oBfCuPw
ありがとうございました。危うく服部の口車に乗せられるところでした。間一髪のところで救われた思いです。

07. 2012年3月03日 10:24:13 : o1qX2pxyX6
世の中には、詐欺で飯を食っている人がいることが良く分かった。

08. 2012年3月03日 11:41:05 : oJXdnEfTdc
05さん
「被曝すると防衛反応として生体活性が上がることは知られている。もちろん個体差が大きく、弱い個体は衰弱するだけだが。
それを正反応として歪曲することに、電力屋の病理がある。」
そうそう。
その通り。
個体の中で、破壊と建設がある。
もちろん、個体と言っても、その個体は環境と交流している個体である。
両面を確認する。
さらに個体の「防衛反応として」の浄化運動であるから、はっとしないことです。
必ず、個体にとって必要以上の放射能は、異物にあたるから、排泄される。

09. 2012年3月03日 19:11:20 : bHkKDsoMck

 20011年6月1日にアメリカで発行された「Journal of American Physicians and Surgenous」という医学雑誌に、ラッキー博士は「電離放射線の生物学的効果ー日本に送る一視点」という論文を寄稿した。その冒頭で博士は「世界のメディアの大半が放射線は全て有害であると思い込んでいる。もし日本政府が、2011年3月の地震と津波がもたらした福島原発事故への対応にあたってこうした思い込みに支配されるなら、既に苦境にあえぐ日本経済が途方もない無用の失費に打ちのめされることになろう」と書いている。
 
 これは、我々の間で通用している放射線はすべて有害であるという常識からすると、驚天動地、トンデモ発言、非常識極まりない言葉である。
 
 ではなぜ、こんな非常識発言と思われるような内容の論文が、れっきとしたアメリカの医学雑誌に掲載されたのだろうか。科学的、医学的な論拠なくして医学雑誌が論文を載せることはありえないはずである。

 実は、この論文を読めばよく理解できるように、高線量放射線が人体に害があることは当然のこととして、それが少なくなるに従って、害の程度が減ずると我々が考えているのとは異なり、或る値(これを閾値という)以下になると却って人体の健康に良い影響を与える、という事実があるのである。これを博士は「放射線ホルミシス効果」と呼んでいる。
 
 ではどのくらいの線量から良い影響が出るのか、という点に関しては、色々なケース、観察によって違いがある。ラッキー博士は膨大な研究論文、自身の実験などの結果から、100ミリシーベルト/年が最も健康に良い線量レベルであると本論文に述べている。
 
 となると、である。振り返って福島原発を巡る放射線問題に対して、我が国政府、マスコミ、世論などが大騒ぎしている現状は一体何だ、ということになるのではないだろうか。規制値を年間100ミリシーベルトにすべきか、20ミリシーベルトにすべきか、大問題にしていることすら見当外れになるではないか。100ミリシーベルト/年は危険かどうかではなく、「体に最もよい」レベルなのだから。20ミリシーベルトが、自分の学者的良心が許さない、とか何とか泣きながら言って政府委員を辞任した学者がいたが、これなど、はっきり言って、滑稽極まりないということになるではないか。
 
 「もし日本政府が」というラッキー博士の心配は、もしどころではない現実そのものなのである。今こそラッキー博士の意見に耳を傾け、発想の転換を図るべきなのではないかと考えた。
 
 通説が絶対に正しいということは、科学の分野についても必ずしも言えないことは、ガンを巡る学説に於いて我々がしばしば経験していることである。低放射線有益論も然りである。事実に基づく論に対して心を開いて、その正否を公正に検討する謙虚さと誠実さを皆様に求めたい。
 
 つきものが落ちてみれば、20キロ圏で避難したりする必要など「皆無」なのである。なぜなら、現在20キロ圏の放射線はほとんど1マイクロシーベルト/時以下であり、かなり高いと言われる極所でも10マイクロシーベルト/時くらいのものである。
 
 先日、古川聡さんが宇宙へ飛び立ったが、よく知られているように、宇宙空間、宇宙船内では、ほぼ45マイクロシーベルト/時の放射線を浴びるのである。何か宇宙飛行は「特別」であるかのように錯覚する人がいるが、古川さんは普通の医師であり、要するに我々と同じ人間である。それで、45マイクロシーベルト/時、約半年間で180ミリシーベルトの放射線を浴びて帰ってくるのである。
 
 どうして、45マイクロシーベルト/時が安全なのに10マイクロあるいは1マイクロが危険であるとして避難しなければならないのか。これはどう考えてもおかしいのではないか、と少しでも疑問に思う方は、よく考えていただきたい。現代にも「迷信」が存在していることに気付かれるであろう。

 いつまでも「迷信」に支配されているわけにはいかないと思うようになるであろう。
 
 よく、福島は危険ではないと説明すると、「それなら、自分でそこに住んでみればいいではないか」という人がいる。非常に健康にいい福島に今すぐにでも行ってみたいところであるが、残念なながら生活条件などがあり、そう簡単に住むわけにはいかない。それより何より、政府の規制によって住むことが出来なくなっているのは困ったことである。福島産の野菜を取り寄せて購入したのが、せめてもできることであった。しかし、「自分で住んでみろ」という方には「そういうことを言う前に、ラッキー博士の「電離放射線の生物学的効果ー日本に送る一視点」という論文を読んでみてくれ」と言いたいのである。


10. 2012年3月03日 21:08:31 : 3sxKAkIv1o
09さん
そんなに健康に好いのなら茨城の「ガンマフィールド」での生活をお勧めします。

http://www.irb.affrc.go.jp/

私たちは放射能のダダ漏れが迷惑してるだよ。


11. 2012年3月03日 21:37:30 : e6SdEWw9lQ
>>09
まぁ、特別な訓練を受けたスーパー健康体の宙飛行士の話は別にしたらよかろう。そんなことより、福島、東北、関東の汚染現状では、子どもを含めた多くの者がγ線を浴びた上に、α核 ・ ウラン ・ プルトニウム等の放射性粒子を吸い込んでる可能性がある。食物を通しての内部被曝の問題もある。

一部の専門家は、被曝の程度を調べてきちんと評価することなしに "100 mSv までは安全" と非科学的な発言を繰り返しをしているように思われるが、放射線を全身に照射されたマウスのガン抑制遺伝子が活性化されてガンが治癒したというなら、その実験方法とデータは詳しく報告されるべきじゃないのか。宇宙飛行士の話を持ち出す必要はない。

それにしても、マウスの実験結果から、人間の場合も "100 mSv までは安全" というのは余りにも雑な結論ではないか? 科学者には科学者の良心というものがあろう。専門家でないわれわれは土壌や食物の汚染を真に憂えている。行政には、居住地域の放射線量や食品の含有線量の監視 ・ 評価をのぞむ。それ無しに住民の不安や批判は払拭されない。


12. 2012年3月03日 23:29:13 : JFWanbgppU
>09
正気でしょうか?
開いた口ふさがらず。

13. 2012年3月04日 03:14:39 : v7LBvP2I1g
9へ

てかラッキーが自分の体で当然検証してるんだろうな?

アホな机上の空論じゃなかろうな?その点はどうなの?人体実験はしてるんだよね。


14. 2012年3月04日 17:20:38 : gC4OXwfgYc
>>09
人体に危ない確率は、原水爆、原発、医療用などの放射線。
右に行くほど、危ない確率が増す。
ただ、東日本の我々は、一番危ないのは原発だ。
なにしろ、毎日漏れているからな。
あんた!仕事だろ。

15. 2012年3月05日 19:23:40 : xF0lyjCAVk
>09
「バイスタンダー効果」という言葉を知っていますか。

−細胞に低線量のアルファ線を照射して、染色体に現れる効果を調べていたときに、全体の1%の細胞しか放射線を受けないようなごく微量の放射線を照射したのに、30%の細胞に染色体の変化が起こっていたのです。これは明らかに、「放射線を直接受けていない細胞にも影響が現れる」ことを示しています。−

高線量外部被曝しか受けないマウスや宇宙飛行士より、上記の状況こそが今の日本の状況と一致します。


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