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放射能測定調査の嘘、測定器への疑義、尿検査のまやかしと恐怖!
http://blogs.yahoo.co.jp/nothigcat2000/22581547.html
2012/2/29(水) 午前 2:40 先住民族末裔の反乱
2012年2月27日 掲載 日刊ゲンダイ( http://gendai.net/articles/view/syakai/135347)で、
『環境省の詳細調査が証明した「文科省発 飯舘村の放射線量」やっぱりウソ』
との表題で、今更ながら政府発信虚偽数値の全貌が明らかになりつつある。
この記事によれば、
・文科省が1月16日に発表した飯舘村の放射線量は毎時1.17マイクロシーベルトだった。環境省調査でこの数値を下回ったエリアは、たったの1カ所で0.03%の確率に過ぎない。
・これに対し、環境省が今月24日発表した、国直轄で実施する「除染特別地域」の放射線量調査の中間結果では、飯舘村の放射線量は村内全3147カ所を見ると、最大は毎時21.2マイクロシーベルト、エリアによってバラつきはあるが、政府が定めた許容被曝量「年間20ミリシーベルト」(毎時3.8マイクロシーベルト)を上回る地域が大半
・前回公表通りは全3147カ所中たったの1カ所
・日刊ゲンダイが22日付で、飯舘村の酪農家・長谷川健一氏(58)の次のようなコメントを紹介した。
「昨年11月末ごろ、国の除染モデル事業を請け負った大成建設の作業員とみられる10人ほどが、村のモニタリングポストを高圧洗浄機で洗い、土台の土をソックリ入れ替える作業を行っていた。その様子を複数の村民が目撃していたのです」
つまり前回の環境省による報告は、作為的に放射能測定量を低減させるために、予め測定地域に高圧洗浄を行った上に、土まで入れ替えて低減化を謀ったのだという。まるで世田谷の「ラジウム騒動」との類似点が多いと思うのは私だけだろうか。
このように調査の虚偽報告に加えて、そもそも計測器自体が低く測定するよう設定されているとの疑念は根強く残る。昨年12月の文部科学省放射線測定器の数値“改ざん”疑惑は記憶に新しいところである。少し振り返ってみると、当時のゲンダイネット (2011年12月9日 http://gendai.net/articles/view/syakai/134129)によれば、
昨年12月に測定器設置の事業を落札した「アルファ通信」(東京)は、11月中旬、測定器の「欠陥」や「納期遅延」を理由に文科省から契約を解除されたのだが、 豊田勝則社長(66)は「解除された真相は全く違う」と反論したことは周知の事実である。その際、同社長は「文科省が放射線測定器の数値“改ざん”を求めてきた」――と怒りの告発を行っている。それを抜粋すると、
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「600台中、130台の納品が遅れたのは事実です。しかし、それは文科省がムリな仕様変更を迫ったからです。 測定器は測った放射線量の数値をそのまま表示するわけではなく、機器に内蔵されたソフトで計算して表示します。 文科省はそのソフトに『補正』を求めてきた。米国製の測定器は、他の測定器と比べて数値が高く表示される。 これを嫌がったのでしょう。文科省は表示される数値を2割程度、低くするように言ってきました。2割も補正するなんて、 数値改ざんです。案の定、測定器メーカーに相談すると、『世界仕様なのになぜ、日本基準にする必要があるのか』と 断られました。そうこうしている間に納品が遅れたのです」(豊田社長)
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こうした計測器改竄問題に加えて、内部被爆の危険性の観点から、次のような疑問が投じられている。
内部被曝の真実と尿検査「低線量被曝でも危険」児玉龍彦
http://www.youtube.com/watch?v=hnh_ogQe47s
・チェルノブイリのデータから、染色体7番qの11領域という染色体が切れる(これをパインドローム変異という)と甲状腺がんになる。昔は低線量の放射線の影響はわからなかったが、今はそのメカニズムがわかってきていて、少ない量 でも特定の染色体が切れればガンになるし、高線量でも切れなければガンにならない。
・放射線障害がある地域では4割の子供に甲状腺癌が見られるのに対し、他の地域ではみられない。
・セシウムなどは尿にでてしまうから大丈夫だという説もあるが、前立腺肥大症の500例の膀胱の組織を集めた調査(国立バイオアッセイ研究所 福島先生)によって、尿中に6ベクレル/g くらいのセシウムが15年くらい検出された人はほぼ全員に前立腺癌が確認されている。
・尿からセシウムが検出された場合、膀胱癌や腎癌を凄く誘発する。
・一回の尿からは腎臓から汲み出された100分の1しか出ず、セシウムは100回体内を巡る
・セシウムの場合、1Lあたり6ベクレルの人が15年で癌を発症する検証例あり
児玉氏のピントはずれの除染活動はさておき、以上の動画中で特に目を引いたのは、彼の抗癌剤開発者として私の稚拙な生物学の知識をもってしても、尿に関する医学的見解は傾聴に値する。つまり尿検査で検出されるセシウムの100倍近い量が体内に蓄積され体内を巡ることとなる。いみじくも「尿検査は1Bq/L以下が検査の下限でなければ、意味がありません。」と主張する木下黄太氏の見解と符合する。では報道されている数値を見ると、
南相馬市の7歳未満の全乳幼児(約3700人)を対象に行なわれる無料尿検査(RHCジャパン)の約4割分の1532人分の結果がまとまりました。その結果、104人が1リットルあたり20〜30ベクレルが検出されました。最高値は1歳の男の子で 187ベクレルでした。それ以外の子ども達は、検出限界値20ベクレル以下という結果でした。(2011年11月5日 4時50分 NHKニュース)
これには正直驚いた。整数表示なのもさることながら、仮に児玉・木下両氏の主張通りだとすると、この子供たちは体内に平均2000〜3000ベクレル/l のセシウムを摂取していることになる。先ほどのチェルノブイリでの実証データと比較すると恐ろしい内部被曝量である。
ところで独自に放射能汚染瓦礫受入れ反対運動を展開する木下氏が現地宮城で放射線測定結果が、自身のブログで公表されている。抜粋すると、
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宮城県内で37箇所の地点を土壌調査しました。福島県側に近い相当な汚染地域はふくまれていません。それ以外に限定した宮城の土壌汚染です。それでも、かなりやられています。こうした汚染があるエリアから、どのくらいのガレキがくる可能性があるのか、じっくりと考えてください。因みに宮城県内平均測定量は、チェルノブイリにおける放射線管理区域(第4区分 0.5mSy/年以上)に該当する。
宮城県37箇所(県南の高濃度地域含まず)のセシウム合算の平均は およそ921Bq/kg
このうち仙台市内12箇所のセシウム合算の平均はおよそ479Bq/kg
>
こんな危険物を被爆を逃れた関西で受け入れるというのか! とても正気の沙汰とは思えない。目先のカネと利権に目がくれて、住民や地域コミュニティーの生命と健康を危険に晒すことは断じて許されてはならない!
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