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経産省前テントひろば
経産省前にみんながやってきて脱原発の広場にしてほしい。
経産省本館横で原発反対テントやってます!9/11から24時間体制で泊りこみ、交流、議論、行動の場になってます。相手の目の前にたくさんの人が集まれば、必ず原発は止められる!ぜひ来てください。福島の子どもの絵の展示や、今後の反原発行動を話し合い中!
http://tentohiroba.tumblr.com/
<テント日誌 2/25(土)>
小出さんを迎えて―― 経産省前テントひろば 168日目 ――
昨夜、テント宿泊人員少な目かと立候補したが、前日予約以外は無理と・・・それで、
今朝の日比谷公園「散歩」は、Fさんの孤軍奮闘になった。氷雨の中、傘もささずに、
3回往復したそうな。
テントへの「通勤」途上、東京新聞一面を読んで考えさせられた。東電株主の東京都
が、値上げ攻勢に対して、中部電力に鞍替えするという。「自治体・企業 東電離れ」と
いう小見出し。
この日、「原発を問う民衆法廷」があり、翌日26日、「国際市民法廷」が開かれる。こ
れは、内容の違う民衆・市民法廷だ。その根拠を明確に解説する広河隆一・小出裕章
両氏の講演会の前座(失礼!)に、渕上・椎名両氏も演壇に立つということで、Fさんと
連れ立ち、T女史、福島からの青年Sさんと、明大リバティホール地下へ。
渕上さんは、雨の中、長靴姿で現れ、福島訪問の際の長靴であることを伝えられ、世
界の広河、京都・大阪の小出に、福島を忘れない気概を会の頭から力説された。「おん
なのテント」(正確には第2テント)から、福島情報を戴して立たれた椎名さんは、週刊文
春3・1号の北海道避難のこども二人から、甲状腺障害が、発見されたことの報道をめ
ぐって、涙ながらに、現状と報道のギャップを埋める力演をされ、このふたりのお話だけ
でも、強い再稼動阻止の心は督励された。
観衆のラッシュを予想して、主催者側は、宣伝を抑えた、という。それでも、ライヴ・ホ
ールと中継ホールの2教室満席となった。二次会場での、距離のない対話は、果てるこ
となく、小出さんともども、テントまで流れ出た。
二つのテントは、来訪者で鈴なりとなり、夜の更けるのを忘れるほど。渕上村長の話を
首うなだれて聞き入る小出さんは、ずっとテント闘争を闘ってきたかのように感じられた
りする。「ファン」でもみくちゃになった小出さんを、FさんとTさんが救い出し、ホテルへの
改札口までご案内した。熱い握手がそこここで繰り返される。
国家権力の企業組織の犯罪を如何に告発し、賠償責任を果たさせるか・・・この夜ば
かりは、自らの少数派気分は、完全に吹き飛んでいた。さあ、さらなる対話、進攻を!
(Q記)
★「ひろばー全国・全世界から 〜交流・討論・共感〜」
(郵便は〒100−0013 東京都千代田区霞が関1−3−1 経産省前テントひろば
メールは tentohiroba@gmail.com へお送り下さい。 )
◎経産省前テント広場、たんぽぽ舎の皆さんいつもお世話になっております。
もっともっとテント広場に駆けつけるべきところですが、なかなか時間と
お足を確保できずに失礼しています。
時間的に大昔の事になってしまいましたが、遅ればせながら2月11日の
静岡報告を送ります。(添付写真)
まだまだ寒さ厳しい季節が続きますが、くれぐれもお体には十分気をつけて
いただいて、脱原発運動の最前衛のたたかいよろしくお願いします
(静岡 川崎 男性)
◎寒い中、感謝いたしきれません。
いまだにテレビで「???電力 不足??」と操作されてます。
悪質な再稼動(原発)を防ぐため、会話などをしましょう↓
T(30代、男)
http://tentohiroba.tumblr.com/post/18343518361/2-25-168
<テント日誌 2/24(金)>
春に向けて深まりゆく現実への予感
―― 経産省前テントひろば 167日目 ――
2月24日(金) 晴れのち曇り 随分と暖かくなってきた。このところ、毎日誰もが
口にする言葉である。春への予感・・・ それは迫り来る全原発停止実現への期待
であり、再稼動を許さない正念場への決意であり、3・11から1年、いよいよシビア
となってくる福島の現実への痛みである。
暖かくなったせいでもあろうか、今日は朝から来訪者が多い。福島から福島大の
女子学生やってくる。パリから、フィガロ紙のエネルギー専門の記者がやってくる。
が、通訳がいないため、話がなかなか通じない。
そして日本山妙法寺のお坊さん達が、「命の行進2012」の途中で立ち寄る。
この「命の行進2012」は2月4日〜3月3日は東海原発〜ビキニ行進〜浜岡原発、
3月11日からは福島を起点に全国の原発を巡り、そして8月6日に広島平和記念
公園に到着するという、壮大な祈りの行進である。
「全国の原発を巡り、各地域から地域へ、各それぞれの地元の方がその地域を祈
り歩き、そして次の地域の方々に祈りの行進を託し、全国を数珠つなぎ紡いでいくと
いうもの」で、「たとえ1日1時間でも共に祈り歩いて下さい」と参加を呼びかけている。
午後、9条改憲阻止の会の人達も参加している横田基地反対運動の中心で活動
されている方が来訪。横田でも時々座り込み行動をされているだけに、テントを見て
感銘されている様子。多額のカンパありがとうございました。先日の杉並の大集会と
デモにも参加されていて、脱原発で左から右まで一堂に会している様子に新鮮な驚
きがあったとか。
テントの前では若者が、イムジン河を阿武隈川に言い換えた替え歌をギターを掻き
鳴らしながら朗々と歌い続けている。
日暮れてから、テントのカラーチラシ作成についてデザイン・編集会議を行う。終え
て外に出ると別館前(保安院前)で、7〜8人がリレートークでマイクアピールしている。
止むことのない怒り・思い・訴えを、止むことなく続けること、「時間による風化」などあ
り得ないことなのだ。
椎名さんと、今週の週刊文春の記事について話す。郡山から避難した2人の子ども
に甲状腺がんの疑いという記事もいよいよかという衝撃を受けるものであるが、それ
以上に山下を頂点とする県の対応が「子ども達の健康を守り、不安を取り除くよりは、
研究データの収集に重点がおかれて」おり、むしろ健康を守り不安を取り除こうとする
努力を抑圧しているという、数々の指摘こそ衝撃的であった。
帰路に着こうとしたところで、テントの前で50代と思われる2人の男性に話しかけら
れ、そのまま立ち話。1人は富岡町出身で実家は第1原発から5qのところだという。
もう1人の方がこういうテントがあるからと案内して、来てみたそうだ。
彼は避難所にも足繁く通っていて、「どんなに辛くてももうふる里は喪われたのだ。
この現実を受けとめねばならない。ただ帰りたいというだけではなく、帰れないという現
実を見ながら、どうしていくのか、そこから東電・政府・県に対する要求も突き出してや
っていくしかない。」と訴えているそうである。
そう言えば、エム牧場の吉沢さんも「浪江町はチェルノブイリと化したのだ、という現
実を受けとめ、そこから出発しなけば。」と周りの人達に話していると言っていた。
立ち話はお互い去りがたい気持ちで延々と続き、固く握手して別れた。
福島の現実は時と共にシビアさを増して、私たちにそれにどう向き合うかを問いかけて
くる。
( Y・T )
http://tentohiroba.tumblr.com/post/18343492282/2-24
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