08. 2012年2月27日 20:38:22
: kejlwA5Rsw
日本の反原発学者たちは、まったく役に立たない今までもそうでしたが、特に去年の暮れあたりから、反原発学者や研究者たちが、4号機建屋倒壊の危険性をそれでも控えめにメディアに訴え始めました。 彼らの誰かは、当初は危険な除染を勧め、連休以降は東京はクリーンになるから安心だ、と言っていました。 彼らは、ゴーストライターや共著というかちたで、内容のない本を出版し続け、たまにゴミのようなバラエティ番組に出演し、狂ったような嬌声のシャワーを浴びているのです。 ある者は、「子供を守るために大人は汚染された米や野菜を食べるべき」と講演会場で今でも訴え続けています。 彼には、そのことが福島の農業生産者を逆に苦しめる結果となっていることなど理解できないのです。 また、専門家の立場にありながら、政治に失望したなどと子供のような駄々をこねて、「私にできることは地震が起きないように祈ることだけ」と平気でいう神経には、さすがの私も反吐が出そうになります。 「福島や東北全体の一次産業を救うために、大人は放射能汚染された食べ物を食べるべきだ」と言いながら、日本全国の一次産業を今後、数十年、いや、数百年にわたって完全にダメにしてしまう4号機の危険性については「地震が起きないように祈るだけ」というのです。 この人は、明らかに疑う必要があります。 過去の私怨は自分をも滅ぼすものだということを知るべきです。 彼らは、役に立たない偽善者です。 そうした連中には子供など守ることなどできません。 彼らも、また福島の子供たちを利用している「加害者」に他ならないのです。 おそらく、彼らは偽善者であっても、バカではありませんから、そうした自己欺瞞性に自分でも気がついているはずです。 だからすでに「加害者」なのです。 その一方で、自主避難をエキセントリックになって勧める連中もいます。 彼らは、とうとう精神に異常を来たし始めました。 本当の心身疾患の原因を隠し、自傷行為を放射能のせいであるかのように装い、世間の関心を自分に集めるためにデマを拡散している人も出てきました。 他人に対して愛情があれば、根も葉もないデマなど最初から飛ばさないものなのです。 次から次へと、デマを飛ばしているのですから、これは悪質です。 もっとも、病気かもしれない。 そうしたブロガーを「信頼できるブログ」と言っている見識を疑う医師も出てきました。 人々は、それを見抜くことができません。 見抜くことができないどころか、そうした人たち祭り上げ、日々、カルト化していっているのです。 どうしても、日本人はカオスを体験するとカルト化します。これは日本人の病巣です。 そうした人たちは、本当のカオスが訪れたときには、互いの確執から対立を深め、攻撃し合うでしょう。 自分たちのグループ以外の他人を攻撃することによってのみ、自己の正当性を確認できなくなってしまうからです。 誰かにすがりたい、誰かの言説を借りたい、そういった自分の視座を持てない人々は、今後、追加被爆に気をつけることはもちろん、自分の精神衛生にも気を配る必要があります。 4号機が致命的な地震に襲われれば、それは日本が壊滅することを意味します。 それどころか、北米大陸では特に被害が大きくなるでしょう。 食べ物や水に細心の気配りをしたところで、そうした事態が起これば、いかばかりか。 原発の爆発直後は大量に、その後も引き続き少しずつではありますが、関東から人が流出しています。 関西へ、中国地方へ、九州地方へ…。 4号機のさらなるトラブルによって最終的なカタストロフィーが起きれば、それも単なる気休めに過ぎなくなるでしょう。 どこに逃げても、大して代わり映えしないからです。 特に日本の農畜産業は今度こそ全滅です。 東電の事故後の対策を時系列に沿って見てくると、いかに彼らがコストを削り、原発の再稼動に振り向けようとしているかが分かります。 4号機建屋には、作業員がまだ立ち入ることができるのです。 今のうちに、追加の、さらに追加の補強工事を行うべきです。 4号機建屋は地盤沈下しています。 だから建屋全体が傾いているのです。 そして、さらに悪いことに、福島第一原発近くの断層に沿って地下水が上がってきているのです。 ますます地盤は脆弱になっています。 福島第一原発の直下型地震の危険性が高まっていると東北大学の教授が発表。 下の動画をご覧ください。 4号機建屋倒壊についても解説しています。 20120216 地下で異変?福島原発で直下型地震の危険 国立大学が、こうしたことを公に発表するようになったことは、1センチぐらい前進しましたか。
こうした情報は、たいていの場合、どういうわけか、アメリカ側に先に入っているのです。 私は、海外のメディアや公文書から情報を引き出して書いてきたのですが、数ヵ月後になって、日本のメディアでしぶしぶ発表されるという始末です。 いままでどちらかというとタブー視されていたのか、被害想定を控えめに報じてきた大マスコミも、首都直下型地震については、鳥肌の出るほど恐ろしい情報を発信しています。 肝心の福島第一原発、東海村、浜岡原発との関連性は遮断しています。 これは、福島第一原発事故を追憶の彼方に押しやろうという大マスコミの作為が働いていると見るしかないのです。 野田佳彦が、被曝量の多かった子供たちに対しても、「地域社会に不安を与える」という理由で、追加の甲状腺被爆検査を打ち切るように指示していたことが分かりました。 地域社会にもっとも不安を与えているのは野田自身であることさえ理解していないようです。 野田の冷酷な隠蔽体質は、彼の人間失格からくるものです。 細野豪志は、環境大臣として役人のためにせっせと除染利権確保に精出している始末。 それどころか、国会原発事故調査委員会の黒川清委員長に「原子力規制庁設置法案の説明」と称して接触していたことが判明。無言のプレッシャーをかけていたことが暴露されたのです。 なぜなら、細野も、事故調査委員会の調査の対象になっているからです。 細野は、当初、「児童に20ミリシーベルトは絶対に認められない」とテレビに出るたびに、格好のいいことを言い続けてきました。 やってきたことは、それと正反対で、福島の人々だけでなく、環境省自身が除染ボランティアを大々的に募集し、マスク一枚で内部被爆させたのです。 細野豪志は、どこまで姑息な男なのでしょう。 彼は次の総理の椅子を狙っているのです。愚か者というほかありません。 もうひとり、枝野幸男は経団連の米倉弘昌と東電の実質国有化論議を巡ってバトルを展開しているのですが、これこそ子供の喧嘩で、枝野の権力への執着が良く見えます。彼は芝居を打っています。 この人の見立ては、かねてから私が考えていたこととまったく同じでした。 日本は、彼らによって半分壊されてしまいました。 せめて野田ファシズム政権が自滅すればと願うだけです。 松村昭雄さんは、日本の政府はメンツにこだわるので、どんな色も着いていない独立性の高い評価チームをすぐに立ち上げることは期待できないだろうと見ています。 確かにメンツもあるでしょうけれど、本当のところは、官僚の豊かな老後がかかっているからです。 彼らは、私たちが「官僚のメンツ」のせいにすれば、ありがたがって、それを受け入れるはずです。 そこまで堕落してしまったのが日本の官僚です。 http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1136.html |