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「福島第一 汚染水 想定の倍 タンク容量夏には限界」2012/02/24(東京新聞)
http://ameblo.jp/heiwabokenosanbutsu/entry-11174085040.html
2012/02/24(東京新聞) :平和ボケの産物の大友涼介です。
福島第一原発の敷地内で保管している建屋地下の高濃度汚染水や処理済の水などの総量が、当初想定の二倍の二十万トンを突破したことが、東京電力のまとめでわかった。水量が大幅に増えたのは、建屋地下に流れ込む一日当たり五百トン近い地下水の影響。何度もタンクを増設し、処理水を溜めているが、限界に近づいている。
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当初の計画では、原子炉建屋の地下などに溜まり、処理が必要となる汚染水は約十万トンと想定。昨年六月以降、放射性セシウムや塩分を除去させ、汚染水処理は基本的に終えているはずだった。
しかし、東電は、二十一日までに当初想定を上回る累計約十一万七千トンの汚染水を処理したのに、高濃度汚染水は約九万二千トンも残っている。
流入した地下水で薄められたためか、汚染水の濃度は低下傾向にあるが、量的にはあまり減っておらず、東電担当者からは「地下水を処理してきたのと変わらない」との愚痴も聞かれる。
深刻なのは、処理後に残る塩分を含んだ水の存在。昨年は海に放出されることも検討されたが、わずかとはいえ放射性ストロンチウムを含むため、漁協などが猛反発。東電はひとまず放出を断念した。
現在、敷地内に設置した十三万トン分のタンクの残り容量は二万五千トンにまで減った。塩水は一週間に三千トン前後が発生し、このペースでいくと二ヵ月後には満杯。さらに四万トン分を増設中だが、これも三ヶ月ほどで使い果たし、夏ごろには海洋放出や敷地内散布といった決断を迫られる可能性がある。
早急に地下水流入を止める手立てを見つける必要があるが、未だに有効な方法は見つかっていないという。タイムリミットが迫っている。(志村彰太記者)
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