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No721(2012/02/13)
反核・反原発を希求する方からのメール
このHPでは、一貫して反核・反原発の立場を主張してきました。しかし、福島以降、新たに反原発に興味を持たれた方には知らない方も多いのではないかと思うのですが、この反核・反原発という立場は体制側からだけでなく、反核市民運動の側からも攻撃されているのが実情です。
このHPの立場は、『反核・反原発・反自然エネルギー発電』ですから、反核運動だけでなく、反原発ないし脱原発運動からも攻撃されることになります。HP管理者からNo.709でも生協運動の非科学性を検討していますが、日本の市民運動の非科学性の現状は絶望的です。テレビのCMで電気自動車の宣伝に登場している坂本龍一という三流文化人の発言をありがたがるようなレベルではどうしようもありません(笑)。
反核運動に対する昨年の記事、HP管理者からNo.644「長崎平和宣言の無邪気さ・・・」に対して、反核・反原発運動に携わっている方からメールをいただきましたので、全文を紹介いたします。
ただし、前述のとおり、反核・反原発の立場は反核市民運動からの嫌がらせを受ける危険性が高いため、匿名での掲載となりますので、ご了承ください。
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件名: 賛同します。「長崎平和宣言の無邪気さ・・・」に対して
管理者 近藤邦明様
鹿児島在住の者です。
「長崎平和宣言の無邪気さ・・・」を読み、共感しましたのでメールいたします。
ここ数年長崎に行き、長崎の核兵器廃絶運動の欺瞞に対し、はらわたがにえくりあがるような怒りを覚えております。
川内原発を抱える鹿児島の私たちが、原発は原爆の材料を作ると言えば、「原発反対と言うな。」「玄海原発がなければ長崎は電気が使えない。」
鹿児島にも被爆者はいますが、長崎と鹿児島の被爆者は格が違う。長崎の被爆者は有名だ。
それどころか、「核兵器廃絶」で利益を得ている。
3・11で、その核兵器廃絶運動団体は(全国放送されて有名)、原発ムラの中にあったとわかりました。
長崎で脱原発に取り組む方は、長崎の核兵器廃絶運動団体にはよくあることだと。長崎の核兵器廃絶運動団体はそんなものですよと。長崎ではこれまで、反原発運動をすること自体が難しかったそうです。原発反対と言うと、核兵器廃絶運動に取り組む人はそっぽを向いたと。
長崎市の外郭団体、平和推進協は数年前、被爆者に劣化ウラン弾や原発に触れるなとおふれを出し、この夏も平和宣言に脱原発を入れることに反対しました。
3・ 11以降も長崎県、長崎市、平和推進協は長崎大学といっしょになって、この夏も東京で「核の平和利用」なんて講演会も主催しているし。
長崎9条の会の呼びかけ人で、核兵器廃絶地球市民ナガサキの会長である原爆病院の医師がNHKで「100ミリシーベルト安全。ヨウ素もセシウムも安全。危ないのはプルトニウムだけ」というので調べてみると、原子力委員会で、原爆体験者訴訟で国側証人だし。
三菱造船が長崎で一番大きい企業なので気をつかっているとか。
核兵器廃絶と反原発に取り組んでいる、長崎の元報道関係者に因ると、「祈りのナガサキ」というのは、恐ろしい核兵器を落としたアメリカにおそれを感じ、アメリカにはさからわないという意味だと教えていただきました。
長崎新聞は、あの山下俊一注)を、福島を救うヒーローのように報道しているし。
3年前でしたか、長崎で核兵器廃絶というテーマでの全国大会に鹿児島から参加した私たちは川内原発3号機増設反対の署名をお願いして回りました。多くの方が快く署名してくださり、熊本の方は用紙をくれ、熊本の仲間の分を集めてくるから。
原発に反対ではないと署名拒否した数人は、長崎の人でした。
注)山下俊一:
長崎大学医学部教授であるが、3.11東北地方太平洋沖地震後に発生した福島第一原発の事故を受けて、放射線被曝に関する専門家という触れ込みで福島県立医科大学副学長に就任、放射線の“安全性”を吹聴している人物。(近藤)
http://www.env01.net/frommanager/2012/fm2012_03.htm#n721
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