http://www.asyura2.com/12/genpatu21/msg/316.html
Tweet |
原発が報道陣に公開されたが・・・今回も外観のみ
http://blog.goo.ne.jp/genshiryoku_2011/e/1b1ef278a79579c949e6a14b04cb5a16?fm=rss
2012年02月23日 がんばれ福島原発!
昨年末の「事故収束宣言」以来始めて、報道陣に原発内を公開した。
今回も前回と同じようにバスに乗って1時間ほど回るという、まぁ、サファリパーク内を
バスで巡るようなもので、踏み込んだ公開はされなかった。
4号機のオペフロ上・天井クレーン上・燃料交換台車上に作業員が確認できる
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/a6/0aca7649b4696af7fbf8783fe61ec4c5.jpg
これだけの人数の作業員が入っているということは、放射線量がそれ程高くないのだろう。
よく見ると、オペフロ上に足場を組んで天井クレーンに登るルートを確保している。
燃料取り出しの最優先とされる4号機(建屋崩壊の不安度No.1)は、定期検査中に地震が発生し
格納容器の蓋・原子炉の蓋・使用済み燃料プールの蓋が全て開放されており、作業自体が
進めやすい状況にあるはずだ。
事故直後にあった大量のガレキも随分撤去された様子が写真でも確認できる。
それにしても、この場所までたどり着くのに全面マスクを着用して、何百段の階段を上がるため
相当体力を消耗する。想像するだけでぞっとする。
何故、報道陣に対しての公開がサファリパーク周遊のような公開の仕方しかしないのか?
報道陣を代表して2・3名が、建屋内に入りその状況を確認するということは可能だろう。
作業員に対してはかん口令を敷き、報道陣には外観しか公開しない東電のやり方が
どうしても納得できない。
東電は報道陣に建屋内を公開すると、「色々な質問が出てきて、それに対応するのが面倒だ!」
とでも考えているのだろう。
なぜなら、「素人には何も分からないのだから、専門家である自分たちに任せておけばいいんだ!」
という考え方が根底にあるからだ。
これは、原子力に関わっている人達の基本的な考え方で、私もその一人であった・・・
今、真実を知り、その真実とどう向き合うかが一番大事な事なのではないだろうか?
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素21掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。