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東海アマ 2012/02/22
武田さんもストロンチウム汚染がたいしたことがないように言うのは間違っている。
これからストロンチウムによる飲料水汚染が多くの日本人を恐怖に凍り付かせることになるだろう。
気化温度が高いためガスは少なかったがゲル微粒子が周囲数百キロに沈着、溶け出して水を汚染する
考えてください、セシウム気化点は671度、溶融原子炉内部は千度以上、大半がガスとして高空に放出、プルームが雨とともに遠方に降下した。
ストロンチウム気化点は1382度、一部ガス化したが多くがゲルで爆発、微粒子として周囲数百キロに降下沈着、カルシウムの性質でやがて水脈を汚染す
原子炉内部でセシウムとストロンチウムは、ほぼ同量あります。
ヨウ素はその百倍以上ありますが半減期が短い。
遠方ではセシウムが問題だが近郊ではストロンチウムが問題になり飲料水を汚染する。
ベータ線しか出さないので計測が困難、近郊でのベータ線熱傷(水泡)はストロンチウムの可能性が強い
セシウムもストロンチウムも物理半減期は30年、千分の一になるのに300年、
セシウムは生物代謝があり生物半減期は70日(年齢差あり)ところがストロンチウムは代謝せず生物半減期も30年近い。
その恐怖は千倍以上あるのだ。骨に沈着、死ぬまで被曝させ骨ガンや白血病の原因になる
爆発したときの原子炉内部を想像しましょう。
フクイチは沸騰水型、核反応を冷却する水の温度は70気圧280度、核反応ペレットは2800度、それを包むジルカロイ溶融点は1800度。
水が抜けると炉内は千度以上で、核燃はマグマになり熱放出ができず4000度にも上昇。セシウムは全量気化します
冷却水が途絶えると2800度の核燃が1800度で溶ける被覆ジルカロイを1時間以内に溶融し大量の水素を放出します。
さらに核燃マグマが1300度で溶ける鋼鉄圧力容器を数時間で貫通、水素を建屋内に放出、ここで水素爆発ですが、
水素とともにセシウム・ヨウ素などガス化物質を高空に放出させる
制御棒を入れれば熱が止まると思ってる方がいますが、核反応を止めるだけで数日、放熱が千度以下になるのに二年はかかります。
水素爆発のときにガス化放射能が全世界に飛び出してゆきます。
ゲル物質も一緒に微粒子として飛散し、長い時間をかけて汚染が進行するのです。
放射能は核種別に襲ってきます
メルトダウンと水素爆発の結果、最初にセシウムの100倍あるヨウ素が放出、全地球を汚染。
事故初期は二ヶ月後の100倍以上の放射能があるのです。
次にガス化セシウムが、その後、ゲル化ストロンチウム微粒子が、最期に恐怖のプルトニウム微粒子が全人類を襲ってゆきます。
順序があるのです
ストロンチウムは二価のカルシウムと同じ化学的性質を持っています。
そこで生物はカルシウムと間違えて取り込むのですから、降下した汚染地域では大豆や牛乳、ほうれん草、畜産などカルシウム代謝に乗って食物になります。
ストロンチウムはベータ線だけなので測定不可能に近く検出に半月かかります
カルシウムを一番容易に取り込むのは海産物です。
甲殻類の皮革、エビ、カニ、貝、イカ、魚類、海草類、すべてカルシウムが大好きです。
ストロンチウム90は千分の一になるのに300年、じわじわと生物が濃縮してゆきます。
やがて我々を真の恐怖に震え上がらせることになるでしょう
アルファー線やベータ線はマイカ式GM管で簡単に測定可能ですが、核種までは分かりません。
ただ、そこに核燃料があるらしいということ。
プルトニウムやウランである可能性が強い。
核種分析可能な機関は日本全国に十指くらい。半月以上かかる
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