http://www.asyura2.com/12/genpatu21/msg/303.html
Tweet |
http://blog.livedoor.jp/kazutoyo11/archives/51850733.html
February 22, 201213:07
「島田市ガレキ受け入れ問題」の「鍵」を握るといわれる「ハラダ製茶」を調べてみた.
静岡県島田市は、「お茶の町」です。市民の約半数はなにかしらの形で「お茶産業」に関わっていると言われています。今回の「ガレキ受け入れ問題」では、「お茶に被害を受けるような、市長の暴挙を、地元民が許すわけがない」とみんな思っていました。事実、最初のほうの説明会では「ここにいる人は全員反対だ」「市長をリコールする」と、「反対がほとんど」という状況でした。
しかし、その後、お茶産業に関して取り崩しが行なわれたようです。(お金でしょう)
焼却場の地元の「伊太地区」の自治会長はすっかり「賛成派」に取り込まれてしまい、いまや、テレビカメラの前で、環境省から貸与されたであろう本格的な線量計を操作して、「数値は低いね。大丈夫だ」と言うような、宣伝部長になってしまいました。
なにより、地元で一番大きな企業である「ハラダ製茶」が、賛成にまわってしまったらしく、市の大勢が決まってしまいました。
ハラダ製茶は、島田商工会議所の副会頭を務めている市内の大手企業です。(会頭は信用金庫)
公式HPhttp://www.harada-tea.co.jp/
島田市内に6工場を持つ、まさに、地元の雄です。市内で一番大きな発言力を持つ企業でもあります。
全国的には知名度が低いのですが、これは、ハラダが「業務用のお茶を大量に作っている」「OEM製品をたくさん作っている」ことが原因です。みなさんが、食堂で飲んでいるお茶も、実はハラダ製かもしれません。高級茶葉よりも、二等品のほうが扱い量が大きな会社です。
私が推測するに、「島田のハラダ製茶」というのを前面に出している企業ではないため、逆に、「島田茶が汚染されている」という風評を流されても、業務用のお茶の販売には、そんなに影響がないからと、「反対」をやめて「賛成」に回ったのではないでしょうか?
ところで、会社概要を見ると、「あれ、鹿児島県の屋久島にも工場を持っているの?」と不思議に思う人がいると思います。
実は、知名度は低いのですが、鹿児島県は、静岡県に次ぐ、「全国第二位」のお茶の生産量を誇る、お茶大国なんです。(このため、国の茶業試験場も鹿児島にある) でも、高級茶葉は生産出来ず、安物ばかりです。(鹿児島の人、ごめんね) 土地が平らなため、機械化が進み、機械で摘み取りをしています。(静岡の高級茶葉は手摘み。静岡のように傾斜地ではないため、おいしいお茶は生産できない)
ハラダは、この「安い二等品」である鹿児島茶を仕入れ、それを静岡茶に混ぜて、「静岡茶」として販売しています。このように、かなり、ダークサイドな会社なので、今回のような市長の悪行に追随するのも無理はない、と考える人もいます。
でも、「島田茶が汚染」というのは、いったん、イメージがしみつくと、なかなか払拭できません。ハラダさんには自分の会社のことだけではなく、静岡茶全体のことを考えてもらい、目先のニンジンに目をくらませられないようにお願いしたいと思います。
(転写終了)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
原発・フッ素21
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素21掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。