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福島第一原発、復旧作業の最前線は
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4957580.html
福島第一原発の事故からまもなく1年が経ちますが、敷地内の一部が報道陣に公開されました。復旧作業が続く最前線の様子です。
午前10時、記者たちを乗せたバスが福島第一原発の敷地内に入りました。メディアに公開されるのは去年11月に続き2度目で、年末に政府が「冷温停止状態」を宣言してからは初めてとなります。
「3号機付近、1500マイクロシーベルト/hです」
まだ、敷地内には放射線量が高い場所が多いため、記者たちは防護服に全面マスクを着用しなければなりません。しかし、今回は初めて、短時間ではあるものの、バスを降りての取材が許されました。
「バスから降りてきました。私の後ろに見えますのが、福島第一原発、手前が4号機、一番奥が1号機です。4号機では作業員の方が作業する姿が見られます。手元の線量計ですが、ただ今、101マイクロシーベルトを指しています」(記者)
カメラの先には爆発で壁が吹き飛んだ4号機の原子炉建屋、そして、上の階に防護服を着た作業員の姿が見えます。4号機では、使用済み燃料プールにある燃料の取り出しに向け、その準備作業が続けられています。
「これが常用の高台注水ポンプです」
そして、ここは海から30メートルの高さにある場所です。高台に置かれたトラックの荷台には極めて重要な設備が積まれています。放射能を含む水を浄化し、それを再び冷却水として原子炉に注水するためのポンプです。
「凍結防止のための断熱材を巻いているものです」
今年に入って厳しい寒さのため配管内の水が凍結し、それが原因とみられる漏水がいたるところで発生しました。冷却水を送るホースには、凍結防止のため、黒いゴム製の断熱材がまかれています。
そして、カメラは復旧作業の前線基地である「免震重要棟」の内部へ・・・。
「安心して見ていられるような プラントの維持管理をしていきたい」(東京電力福島第一原発 高橋毅所長)
事故からまもなく1年がたちますが、敷地内には、まだ地震や津波の爪痕が生々しく残っています。少なくとも30年以上はかかるとされる廃炉作業。見えない放射線との戦いはきょうも続いていました。(20日16:13)
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