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干しシイタケに基準超すセシウム 県内4市町産
県は14日、一関、奥州、大船渡、平泉の4市町産の干しシイタケから国の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。集出荷団体に4市町産の出荷自粛と自主回収を要請。県は国と出荷再開の条件を協議する。一方、集出荷団体は独自に出荷規制や放射性物質検査を行うなどしており、出荷した商品の安全性に問題はないとしている。
検査は、集出荷団体で保管されていた7市町分を対象に実施。一関産は最大1キロ当たり2880ベクレル、大船渡産は同1691ベクレル、一関・平泉産は同1684ベクレル、奥州産は同1393ベクレルを検出した。
県によると、県内の干しシイタケ生産者は約千人、生産量は約200トン。4市町の生産者は約320人で、生産量では約3割を占める。集出荷は全農県本部、県森林組合連合会が行っている。
同本部は昨年8月から、空間放射線量が高い地域の干しシイタケの出荷を自粛。4市町産はほとんど流通していないという。同連合会は既に全量を販売したが、独自に検査して、基準値を超えたものは流通していない。
県は、原木シイタケと菌床シイタケは定期的に検査を実施。基準値を上回るセシウムは検出されておらず、生シイタケの出荷は規制しない。それでも、シイタケの露地栽培に取り組む大船渡市三陸町吉浜の男性(84)は「どこまで影響が広がるか不安だ」と懸念する。
一関市のいわい東農協椎茸(しいたけ)部会(佐々木久助部会長)は昨年9月から、自主的に出荷を規制。佐々木部会長は「東京電力への賠償請求には公の検査機関の検査が必要で、県に要求してきた。もっと早く検査できたのではないか」と憤る。
県農林水産部の竹田光一林務担当技監は「出荷自粛の解除条件は国と協議していくが、生産者単位で検査するよう調整したい。損失は東電に賠償請求する」と話す。
全国では福島、静岡など5県が出荷を自粛している。
(2012/02/15)
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