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国内原発5基で予測超す劣化…運転延長などあり得ない
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2012年02月14日 がんばれ福島原発!
読売新聞が、各電力会社に行った調査で明らかになった。
原発の心臓部である原子炉圧力容器の経年劣化が明らかにされた事になり、政府がジャブとして
発表した運転延長など、あり得ないのだ。
国内の商業用原発全54基のうち5基で、原子炉圧力容器の脆もろさの指標となる
「脆性遷移ぜいせいせんい温度(関連温度)」が、予測値を上回っていたことがわかった。
鋼鉄製の圧力容器は、原発の最重要機器だが、中性子を浴びて次第に脆くなる。
関連温度が高いほど、衝撃に対する強度は低い。
関連温度は対象に衝撃を与えて破壊する実験で推定するため、圧力容器本体での測定はできない。
電力各社は容器と同じ材質の試験片を炉内に置き、数年〜十数年おきに取り出し実験している。
脆性遷移温度
鋼は一定の温度以下になると、粘りがなくなり、衝撃に対して非常に弱くなる。この境目の温度のこと。
原子炉圧力容器の配管が地震などで破裂すると、冷却水が失われ、緊急炉心冷却システム(ECCS)が
作動、冷却水が注入される。
その時に原子炉圧力容器の鋼が脆性遷移温度以下だと容器が壊れ、大量の放射性物質が外部に放出される危険がある。
現在の原子力技術は、歴史が浅い分特に放射線の影響に関しては、未だに実験段階にある。
今回は、圧力容器についてのものだが、原子炉を取り囲む無数の配管やコンクリートへの影響など
基準は作り上げられているが、実績では無いのだ。
原子炉を取り囲むように設置されているγ線遮蔽体と言われるコンクリート構造物などボロボロになって
いるのではないだろうか?
今回の原発事故でも分かるように、古い順番にダメージの大きさが深刻だ。
これは、一概に経年劣化だけではなく、設計によるものもあるが・・・・・・
原発の運転延長など絶対にあり得ない!
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