http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/918.html
Tweet |
臨界が起こっているのを知る為には、どんな器械を使用すればよいのやら。
物理学ドシロートの私は、単に「中性子計測装置」で測ればええやんと思っていたが、
京大原子炉実験所の元所長さんによると、そうでもないらしい。
γ線計測管を使うのがようそうだ。といっても、なぜそれが良いのかわかりませんが。
とにかく臨界が起こっているのか、いないのかを確定する方法は、どうしたらよいのでしょう?
原子炉の計測系にお詳しい方どなたか教えてくれませんか?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
京大原子炉実験所の元所長さん
《炉心の計測系は運転炉以外に設けてあるものが間違って作動するのはいけないが放射線モニターは別で全部が常に作動していることが必要である。
線量表示だけでなく、臨界実験装置として特に注意を必要とする臨界警報は知らぬ間に連鎖反応が起こって来たことを検知して警報を出すように工夫した。》
《原子炉の炉周期計(出力上昇の速さを測る)の原理を借用した、絶対値ではなく増加の速さを測る簡単なものである。
放射線のセンサーとしては感度は最高に敏感なものというより、確実、安定な動作のものを使用することとした。
例えば中性子計測は、γ線補償型電離箱を使用せず、γ線非補償型電離箱を用いる、などである。》
《臨界警報のためのセンサーには中性子計測器でなくγ線計測管を用いた。これはIAEAで行われた原子炉事故時の線量測定に関するパネル討論会に出席した時、ドイツ代表が事故時にはγ線計測の方が適当、発表したのが頭に残っていたからである。》
そして、この元所長さんが、このIAEAで行われた原子炉事故時の線量測定に関するパネル討論会に出席した理由は、ナント!
件名の《「IAEAの原子炉事故時の線量測定の討論会、「わが国では原子炉の臨界事故は起こらないという建前でやってますから、この会議には政府代表は出ません。」》とのことらしく、この勘違いぶりは、どうなんでしょう。
政府は、原子炉の臨界事故なんか絶対に起こりませんからということで《IAEAから,政府とは無関係な所長さんに直接招待という形で出席のチャンスが回ってきた》ということらしです。
《》は、「新原子炉お節介学入門」元京大原子炉実験所長 柴田俊一著2005年 一宮事務所エネルギーフォーラムより引用。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素20掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。