4号機の使用済み燃料プール内部水中カメラ映像公開・・・公開すべきは３号機
http://blog.goo.ne.jp/genshiryoku_2011
2012年02月13日　がんばれ福島原発！

4号機の使用済み燃料プール内部を2月9日に撮影した水中カメラの映像を公開された。

水中カメラの視界は、およそ5メートルで、東京電力は映像から、建屋が爆発した影響により、

プール内にもがれきが散乱しているものの、1,535本ある燃料や燃料を収める棚などに大きな損傷が

ないことをあらためて確認できたとしている。

http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/22/2e550f071daac678a780501fd606a140.jpg

これは、拡大された写真で燃料チャンネルがハッキリと写っています。

この小さな穴のように見える部分に燃料棒が入っています。

４号機の場合は、定期検査中だったので燃料プールの蓋が開いていて、多くのガレキが入り込んでいて

普通なのですが、爆発があったという割りには、思ったよりも少ないように感じます。

今回、映像が公開されたということは、４号機のガレキの撤去が順調に進んで、カメラを入れる

余裕が出来たということなのでしょう。

しかし、公開すべきは、ガレキ撤去を同時進行されている、３号機の燃料プールの映像ではないでしょうか？

３号機は、地震時に運転中であり、燃料プールの蓋（厚さ１ｍ程度のコンクリート製）がされていたのですが

その蓋が吹き飛び無くなっているのは、事故直後の映像で確認されています。

蓋がどこへ行ってしまったのか？

爆発時に蓋が吹き飛んだとしたら、燃料プールにはあれだけ吹き上がったガレキが直撃していると考えるのが

普通であろう。

とすると･････燃料チャンネルはその衝撃により、破壊されてしまっていて燃料棒そのものも破壊され

燃料ペレットが散乱している光景が目に浮かぶのだが･･･

今回４号機のプールの映像を公開したことで、安心感を与える東電の手法に惑わされずに、今後小出しに

される情報を注意深く見ていきたい。

コメント
01. 2012年2月13日 06:31:40 : pPJ5gJb78A いつ撮影されたものだかわからないから、判断のしようがない。 4号機燃料プールに異常がなく健全な状態であれば、それはそれで問題だ。 なぜ4号機は爆発したのか。そして未だに黒煙・白煙を吐き出しているのか。 これらが説明できない。 3号機から配管を伝わって水素が来たなどというマヤカシは通用しない。 解答は原子炉内にある。炉内の燃料が溶融したのが一番あり得る筋書きだ。 多くの人が疑問を持っているのだから、東電は炉内の映像も公開すべきだ。 それができなければ、怪しいものが炉内にあって、国民に知られては困ることを 密かに行っていたと疑われても仕方がないだろう。
02. 2012年2月13日 09:07:55 : Oj9UKJy2fg ずーーーっと証拠隠滅を、事故起こした奴に、ムラにやらせてる ほかの原発の再稼働のためのジェスチャーだろうよ 証拠を出せ！
03. 2012年2月13日 20:01:23 : FEC1zKK4NY ０１さんご説明の疑問を、爆発があったころからずっと持ち続けています。 一度でいいから、炉内の映像を見せてほしいものです。正確には高熱によって 穴があいてしまった炉心の底を確認したいです。
04. 2012年2月14日 07:25:52 : Uzzt27smXI 放射線の飛び交う炉内の撮影はノイズだらけになってしまい識別不可能、無理だと思います。でも日本の技術力なら銅製のすごいハウジングでハイビジョンを防護したりロボットにくっつけて操作するなどして、絶対に撮影できると思うけど。

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