http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/809.html
Tweet |
「東電の不作為は犯罪的」IAEA元事務次長一問一答
http://blog.goo.ne.jp/genshiryoku_2011/e/b622dcb37955823c4399daf21c4b9657?fm=rss
2012年02月10日 がんばれ福島原発!
元原子力村の人間として、深い共鳴を受けました。
事故があるまでは、原子力は本当に安全なんだ!と想っていました。
そして、原子力に関わっていない人たちは、何も知らないのに何を言ってるんだろう!
という思いだけに支配されていました。
この方も原子力村から出た人で、見方を変えたら原子力発電がどれほど恐ろしい物かを
実感したのだと思います。是非読んでみて下さい。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110611/erp11061120230007-n1.htm
福島第1原発事故をめぐり産経新聞のインタビューに応じた国際原子力機関(IAEA)元事務次長でスイスの原子力工学専門家、ブルーノ・ペロード氏との一問一答は次の通り。
−−福島第1原子力発電所事故で日本政府がIAEAに事故に関する調査報告書を提出したが
「私は事故後の対応について日本政府や東電を批判するつもりはないが、両者が事故前に対策を取らなかったことは深刻だ。特に、東電の不作為はほとんど犯罪的だ」
−−なぜ、そう思うのか
「福島第1原発の米ゼネラル・エレクトリック(GE)製沸騰水型原子炉マーク1型は圧力容器と格納容器が近接しており、水素ガスが発生すれば圧力が急激に高まる危険性が1970年代から指摘されていた。福島で原発の建屋はクリスマスプレゼントの箱のように簡単に壊れたが、スイスでは90年代に格納容器も建屋も二重するなど水素ガス爆発防止策を強化した」
−−東電はどうしたのか
「当時、スイスで原発コンサルティング会社を経営していた私はこの作業にかかわっており、マーク1型を使用する日本にも役立つと考えた。1992年ごろ、東電を訪れ、(1)格納容器と建屋の強化(2)電源と水源の多様化(3)水素再結合器の設置(4)排気口へのフィルター設置−を提案した」
−−対策費は
「非常用の送電線は2千〜3千ドル。排気口のフィルターは放射性物質を水で吸着する仕組みで電源を必要とせず、放射性物質の拡散を100分の1に減らせる。今回の震災でも放射性物質の拡散を心配せずに建屋内の水素ガスを排出できたはずだ。費用は300万〜500万ドルで済む」
−−東電の対応は
「東電は巨大で、すべてを知っていると思い込んでいた。神様のように尊大に振舞った。東電が原子力安全規制当局に提出していた資料には不正が加えられていた。これは東電が招いた事故だ」
(ロンドン 木村正人)
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素20掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。