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さまざまな低線量被曝に対する診断基準を作成するべきでは
やがて福島第一原発事故から1年が経とうとしています。低線量被曝に原因するさまざまな病気について、アメリカの政策で公的に取り上げない体制が世界的にできている様子です。
しかし、世界第2位の原発大国であるフランスでも脱原発の動きが出ています。今後、ヨーロッパ大陸や北アメリカ大陸でも大きな地震が起こる可能性があり、世界的に脱原発の動きが出てくる可能性があります。
日本においては不幸なことに広島・長崎の原爆投下とその後の日本各地での原発による放射能汚染があり、昨年3月の福島第一原発事故が新たに大規模な放射能汚染を引き起こしました。
福島県の住民については今後30年間の健康診断が行われるようですが、これは必ずしも治療を目指したものではない様子です。高線量の被曝よりも低線量被曝のほうが染色体への影響が大きいと言う実験結果もあり、福島第一原発事故によるさまざまな疾病が起こっているはずです。
放射能に起因すると思われるさまざま疾病についてはまだその因果関係がはっきり証明できないものがほとんどの様子です。しかし、だからと言って原発事故が関係ないと証明できているわけでもありません。ある程度でも被曝の可能性があれば、その結果生じている可能性のある疾病は福島第一原発事故に起因すると公的に認定する必要があるはずです。そうすることによって疫学的な調査も可能になり、放射線の影響がどの程度のものか、原発は勿論のこと原爆も人類が所持することが出来るものなのかどうか、そういった判断が可能になります。
そもそも、原発が日本中に54機も作られたのは国の政策があったからでした。そういった政策が原発事故のおおもとの原因になっているのですから、その結果健康を害した可能性のある方については国が責任を持って対応するべきです。
いわゆる原発(原爆)ぶらぶら病というものから白血病や各種の癌に至るまで、思い切って対象範囲を広げる形でその診断基準を作り、その実施をしていくべきではないでしょうか。
*6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。<<977>>
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