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いよいよトヨタからPHV(プラグイン・ハイブリッド車)が発売された。
このPHVやEV(電気自動車)は、いかにも環境に優しいような宣伝がされているが大嘘である。
原発は水力・火力と違って需要に応じて出力の調整ができない。
一旦運転を始めたら出力は一定のまま変えられない。
電力不足はあったとしても昼間だけの話。
実は需要が激減する深夜は電力が余ってしまい困っているのだ。
そこでバカバカしい夜間温水器を売りつけたり、揚水発電所を建設して、何とか余剰電力を
消費しようとしている。
揚水発電所というのは、山の上と下に貯水池を作り、夜間に余剰電力で水を上に上げ、
昼間の需要時間帯に水を落として水力発電するという無駄の塊、とんでもない代物である。
エネルギーは変換を繰り返せば、熱や振動、音となってどんどん失われ、目減りしてしまうのだ。
それでも余ってしまう。何とかならないかというので期待されているのが、PHVやEVの夜間充電だ。
PHVやEVのほうがガソリン車よりもはるかに効率がよく環境にも優しいと言うが根拠はない。
ガソリン車の効率は20%弱ぐらいと言われている。
原発の効率は30%そこそこ、残りは莫大な量の温排水として海に捨てられる。
長い長い送電線や変電所でのロス、電池の充放電のロスを考えたら、ガソリン車と大して変わらない。
何十年にも渡る使用済み燃料の冷却などを計算に入れたらさらに不利になる。
結局、二酸化炭素を出さないことぐらいしか取り柄がないが、二酸化炭素による地球温暖化説も
すでに全く根拠のないウソであることがバレている。
そもそも温暖化が真実なら、7度も水温が上がった膨大な量の排水をしているので、
立派に原発自体も地球を温めているのだ。
それにこんなに寒い冬が来ると、温暖化も全く説得力がない。
むしろ地球は寒冷化しているというほうが正しく思える。
そもそも電気は熱源、動力源としては効率が悪くて話にならない。
コタツのような部分暖房ならともかく、家全体を電気で暖めようとしたらとんでもない電気代がかかる。
電気コンロでは熱が弱く、ろくな料理もできない。
ガス、石油、石炭を直接燃やしたほうがはるかに火力が強く有用だ。
化石燃料や核反応の熱で蒸気を発生させタービンを回して発電し、長い送電線を経て、
家庭でまた熱に変換するのだから、効率が良いわけがない。
将来、風力や太陽光といった自然エネルギーが本格的に導入されたら
PHV、EVはエコだと胸をはれるかも知れないが、まだまだ先の話である。
そもそも太陽光発電では夜間充電はできない。
電力業界は何とか電気を消費させ、原発を継続させようと必死でPHV, EVを宣伝するだろうが、
慌てて飛びついては奴らの思うつぼである。
電気代が大幅に上がるそうだから、買い手も二の足を踏むだろう。結構なことだ。
当面は燃費のよいガソリン車かHVで十分である。
そもそも出力調整ができず、夜間に大電力が余って困ってしまうような原子力発電自体が
反エコであり、大間違いなのだ。一刻も早く全廃して無駄を無くすべきだろう。
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