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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120130/k10015645311000.html
双葉町長 拡散予測公表遅れを批判
1月30日 18時36分
東京電力福島第一原子力発電所の事故で、埼玉県に集団避難している福島県双葉町の井戸川克隆町長は、国会の事故調査委員会に参考人として出席し、放射性物質の拡散の予測が早期に公表されていれば避難の判断も変わったとして、政府の対応を批判しました。
国会の原発事故の調査委員会は、町全域が警戒区域に指定されている福島県双葉町の町民が集団避難している埼玉県加須市で委員会を開きました。この中で、参考人として出席した井戸川克隆町長は、事故発生直後の状況について「避難指示が政府から出たが、その後は一切、指示や指導がないまま、今日に至っている」と述べました。そのうえで、井戸川町長は、放射性物質の拡散を予測する「SPEEDI」と呼ばれるシステムの予測データが、事故後、直ちに公表されなかったことについて「当然、そういうものがあれば、避難の判断で違った方向にかじを切った。国は責任を持って知らせるべきだった。罪深さは計り知れないほど大きなもので、大変残念だ」と政府の対応を批判しました。そして、井戸川町長は「被ばくをさせられたことは、国民への保護責任の放棄なので、責任の全容を明らかにしてほしい。また、経済優先のために、『原発は危険だ』という現場の声が封殺されていなかったのかどうか、明らかにしてほしい」と述べました。さらに、井戸川町長は「東京電力は、事故を発生させ、その後のわれわれに対する態度もさんたんたるものだ。今の経営陣は理不尽で認められない。経営陣が総退陣するしか、信頼回復はない」と述べました。委員会のあと、黒川委員長は記者会見で「現場の感覚は、政府が言っていることと、ずいぶん違うと感じた。被災者の意見を報告書に反映させていきたい」と述べました。
●双葉町長「東電は責任欠く」 国会の原発事故調「日経」
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E1E2E2E2888DE1E2E2E3E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2;at=ALL2012/1/30 13:00
東京電力福島第1原子力発電所事故の原因究明などを行う国会の事故調査委員会は30日、埼玉県加須市で会合を開き、同市に役場機能ごと移転した福島県双葉町の井戸川克隆町長から事故後の状況について話を聞いた。
防災服姿の井戸川町長は冒頭、「東電は事故対策を怠るなど社会的責任が欠如している。損害賠償にも十分応えていない」と指摘。「日本では起きないとされていた事故が双葉町で起き、すべてを失った。我々の苦しみ、悩みを晴らすよう、しっかりと調査してほしい」などと求めた。
会合終了後、国会事故調は避難中の双葉町民と対話集会も行い、避難生活などについて直接、意見交換する。
同事故調は6月をめどに事故原因や再発防止策をまとめた報告書を国会に提出する予定で、避難住民の生活支援に関する提言も盛り込む方針だ。
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