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20120123 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
http://youtu.be/DTdf2PpS0Hc
関東の直下型地震が今後4年以内に70%の確率で起こりうるとの発表について。
原子力委員会が作った最悪の事故のシナリオを無かったことにした件
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http://plaza.rakuten.co.jp/tanukiwanwan/diary/201201230000/
小出先生 たね蒔きジャーナル2012/1/23のお話(地震で原発アウト、事故が起きたら電力会社に賠償できない、節電で脅すならもっと電気を使え!)〔小出裕章先生 たね蒔きジャーナルの発言記録〕
永岡です、毎日放送ラジオのたね蒔きジャーナル、今日も水野晶子さんの司会、毎日新聞ほっと兵庫の平野幸夫さんの案内で放送されました。私がこの番組の追跡を始めたのが昨年の3月21日、今日でほぼ10カ月になります。我ながら、よく続きました。と思ったら、FMで音楽を聴いていたら東北で地震のニュースで驚きました。福島で震度5弱です。平野さんも、福島4号機の心配をされていました。
原発のニュース、今年夏の電力供給、足りているのに、不足すると電力会社が言っていたことが分かりました。再生エネルギーが原発7基分あり、夏は電力の制限をしなくても余裕があるのに、公表されていなかったのです。福島事故で最悪のシナリオが検討されていて、公表されていなかったのです。
政府は、東電から火力発電を切り離すことを検討中です。火力を作る、建て替えで入札を行い、他の事業者の参入、競争をさせて、原発は分社化しますが、火力は担保になっており、また分社化に東電が反対しています。
そして、小出先生のお話、地震が関東直下、4年以内に70%の確率で起こり、東海村は100km位で、地震を考えると、原発も考えないといけないかについて、地震が起きたら原発は大丈夫かという生活を小出先生されて、周辺の原発は心配、首都圏の直下地震で、それだけで膨大な被害であり、そのことの大切さ、大地動乱の時代に入ったと石橋克彦先生が言われて、必ず余震はあるし、この問題に向き合うべきなのです。
3月下旬に、最悪のシナリオがありながら菅政権は封印していたこと、あり得ることで、原子力を進めてきた人は事故がないとして、またないようにと願望があり、「対策なしで事故になり、安全委員会、保安院バラバラであったのです」、半径250km圏内の移転を認めるのですが、「なかったことにする」ことに小出先生失笑されて、東電は持ちこたえられず、全員逃げたいとしていた、それを菅総理が止めた、どうなるか誰にも分からない(保安院、東電も分からない)、本気で逃げないといけない時があったのに、国民に知らせず、小出先生は大切なのは人々の命であり、防災は悪い方を考えてやるべきで、しかし、日本はパニックを防ぎたい、安全・安心の願望でやってきた、「防災なら間違いなのです」
平野さん、なかったことにした、議事録なし、これは誰かが最終決定した(菅氏or枝野氏)が大事で、小出先生平野さんに同意、誰も責任を問われないとはおかしい、刑事責任も問わないといけない、なぜこんなことが許されるのか、なのです。
事故の補償を過去に考えたことがあったこと、世界的にも考えられ、日本は66年に東海が動き、その計画中の1960年に東海原発の事故で被害が出るか試算し、破局的な被害の結果で、報告書は秘密にされていたのです。しかし政府は知り、日本は61年に原子力損害賠償法を作った、電力会社に保証は出来ず、免責して国家が面倒を見ることになり、その基礎は秘密にされて、90年代に国会追求で明らかになったのです。
こういう情報、電力は足りていること、小出先生笑われて、政府も数字を持っていたのに公表せず、小出先生がずっと言われていたのに、政府が認めたのです。平野さん、節電を言っているものの、「節電なしで乗り切れる、原発なしならアカンと脅しであり」、小出先生は節電はいいものの、脅すなら、なにくそもっと使ってくれと言われました。
今日の小出先生のお話をお届けいたしました。
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