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佐賀県古川知事の「九電・真相究明委員会」への対応は残念(郷原信郎Twitterより)
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/382.html
投稿者 びっくりカメラ 日時 2012 年 1 月 21 日 09:59:25: J0cB34o5BCnvo
 

佐賀県古川知事の「九電・真相究明委員会」への対応は残念(郷原信郎Twitterより)
2012.01.21
郷原信郎TTwitLonger http://www.twitlonger.com/show/feprpg

昨日は、京都市役所で部局長対象のコンプライアンス講演の後、広島での会合に出席し、宿泊。今日は、福岡に向かい、「真相究明委員会」の佐賀県議の方々と会談する。この問題に関して私が思っていることをTwitLongerにまとめた。

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古川知事は「真相究明委員会」からのヒアリング、調査への協力を拒絶したが、佐賀県議の方々からは、佐賀県の内部調査報告書の検証等の調査を依頼してきている。しかし、九電の第三者委員会の調査との関係もあり、委員長の立場にあった私としては、同社の了解が得られない限り、関連する事項について弁護士として調査を受託することはできない。

古川知事がヒアリングに応じ調査に協力するのであれば九電側も了解するだろうが、拒絶したのであれば、了解するとは思えない。ということで、佐賀県議の方々には、今日の会談で、調査受託をお断りせざるを得ない。

今日の会談では、調査受託をお断りする代わりに、公表されている内部調査報告書に関して、コンプライアンス、調査の専門家の立場からの一般的な問題の指摘をして、今後の調査の参考にしてもらおうと思う。
もちろん、九電第三者委員会終了後に、何回も福岡に行って九電経営陣批判の会見を行った時と同様、今日、福岡に行くのも「手弁当」。今回の件については、報酬も費用も受け取る気はない。

昨日、新幹線の中で、改めて佐賀県の内部調査報告書に目を通したが、それにしてもヒドイ。「突っ込みどころ満載」。こんな報告書で、プルサーマル公開討論会での九電関係者大量動員、「仕込み質問」の問題が「決着済み」と強弁する古川知事の神経が私には理解できない。 もし、我々が調査チームを編成して、この内部調査報告書の問題点を追及しようとしたとすれば、ひとたまりもないであろう。掘立小屋に籠城して武田の騎馬軍団を迎え撃つようなもの。まさに「鎧袖一触」。

この程度内部調査報告書の内容であれば、私が直接関わらなくても、佐賀県議の方々の調査・検証、県議会での追及だけでも「粉砕」されることになるのではなかろうか。

それにしても、古川知事の対応は残念だ。「真相究明委員会」の佐賀県議の方々からも、「決して古川知事を辞任に追い込むことが目的ではない。早くこの問題に決着をつけて、他の県政の重要課題に取り組んでもらいたい」という思いを聞いた。そうであれば、私が知事ヒアリングという形で関わることで、問題の決着を図り、原発問題についての佐賀県の判断の新たな枠組みを提案することが、古川知事にとってもベストだと思ったのだが。

古川知事は、行政手腕、首長としてのリーダーシップなど、大変有為な人材。古川知事の信頼が失墜した現状は佐賀県民にとっても不幸だ。「籠城」をやめて、私との話に応じてくれるのであれば、今からでも遅くはないと思うのだが。  

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コメント
 
01. 2012年1月21日 11:02:58 : YRyE4hspJA
佐賀のコジキはは同穴の狢なので、真相究明されたら即死してしまうでしょうから究明には絶対反対でしょう。

真相究明するには、知事と町長を首にすることが先決ですが、地元住民がバカばかりですから如何にもなりません、玄海原発がパンクしても福岡や長崎に被害が及ばないようにしてください、くれぐれも福岡、長崎へ助けを求めたり、避難なんて考えていないでしょうネ。


02. 2012年1月21日 12:53:14 : swsf4Tw1P2
佐賀県知事古川は原発村、九州電力の「犬」であることはすでにはっきりしている。

イヌにすぎずそれ以上のモノではない。


03. 2012年1月22日 14:38:19 : CGaB34XTl
【信濃毎日新聞】<斜面>
■何をもって安全といえるのだろう
再び動きだすのか否か、が注目される九州電力の玄海原発。地元佐賀県の知事、古川康さんは若いころ、旧自治省から長野県へ出向。信州人の気質、風土などをまとめた本「ハミダス」を出し、話題になった

8年前、44歳の若さで故郷の知事となり、現在3期目だ。福島第1原発事故を受け、再稼働を見合わせている玄海原発2、3号機にどんな判断を示すのか。運転再開を求めた海江田万里経産相に、古川知事はあっさり「安全性は確認された」と述べている

何をもって安全といえるのだろう。危ない所は政治が止める、安全な所は政治が動かす―という発言を経産相にいただいたから、と知事は説明する。大臣が太鼓判を押すから大丈夫、とも聞こえる。使用済み核燃料を再び原発に使うプルサーマル計画でも、これと似た経緯があった

………この結果、玄海3号機はおととし、国内初のプルサーマル運転を始めた。福島の事故で停止中の2、3号機にゴーサインを出せば、また全国に先駆けることになる。人々の不安には顔が向いていない気がする。(2011年7月1日)


【北海道新聞】<社説>
■原発再稼働 安全性の疑問は消えぬ
佐賀県の古川康知事は、定期検査で停止中の玄海原発(同県玄海町)の運転再開について、海江田万里経済産業相と会談し、再開を容認する姿勢を示した。

県議会が同意すれば、福島原発の事故後、玄海原発が再稼働の最初の例となる可能性が高まった。 海江田経産相は、政府の要請で停止した浜岡原発に比べ大地震の発生確率が低いことなどを挙げ、理解を求めた。 だが、この説明は原子力安全・保安院が繰り返してきた内容と変わらない。これを受け入れ、「安全性の問題はクリアされた」とする古川知事の判断は、根拠が弱いと言わざるを得ない。 停止中の玄海原発3号機はプルサーマル発電を行っていた。海江田経産相は、福島の事故について、プルサーマルに使うプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料の影響はないと説明した。 国民の疑問は、事故が発生し拡大する過程で、猛毒のプルトニウムを含むMOX燃料が、環境や復旧作業などに、どのような影響を及ぼしたかという点にある。 事故の収束さえ見通せず、検証作業もままならない段階で、早々と影響なしという結論を出しても、納得できるわけがない。

また、政府が、玄海原発を突破口に、残る12道県で止まっている原発の再稼働に道筋を付けようと狙っているとしたら、それもおかしい。………(2011年7月1日)


【新潟日報】<社説>
■玄海原発の安全 何がどう「クリア」なのか
福島第1原発事故の影響で停止している九州電力38 件玄海原発2、3号機の再稼働問題が急展開した。
佐賀県の古川康知事が、海江田万里経済産業相に対し「安全性の確認はクリアできた」と、再稼働を容認する姿勢を示したのだ。
福島原発の事故以来、原発への不信を強める国民や佐賀県民の多くはキツネにつままれたような思いに違いない。一体、どこがどう「クリア」できたというのだろう。
海江田経産相が全国の原発の安全性に自ら「合格点」を付け、定期検査中の原発の再稼働を要請した6月18日時点と状況は全く変わっていない。
事故の検証も安全指針の見直しもようやく緒に就いたばかり。津波や電源喪失などのへ備えも抜本策はこれからで、電源車の配備など「急場しのぎ」の対応を終えただけである。
もともと佐賀県は、全国に先駆けて玄海原発でのプルサーマル運転を認めるなど、国の原子力政策に協力的な姿勢を取ってきた。
原発立地道県の多くの知事が、経産相の「安全宣言」に反発を強めたにもかかわらず、古川知事は「国の意思が示された」と、理解を示すかのような発言をしていた。
それ以前にも、九州の経済界からは早期再稼働を要請する声が上がり、地元の玄海町は町長が再稼働を容認、町議会も早期再開を求める意見書を可決している。
町財政は原発マネー抜きでは立ち行かなくなっているのだ。
経産相が最初の訪問先として佐賀県を選んだのは、くみしやすいとみたからにほかならない。古川知事38 件にとっても渡りに舟だったに違いない。……… (2011年7月1日)

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佐賀・玄海原発:再開容認へ 国、他原発へ波及期待 世論、なお厳しく
毎日新聞 2011年6月30日 東京朝刊


会談を終えて一礼する古川康佐賀県知事(右)と海江田万里経済産業相=佐賀県庁で29日午後0時57分、山下恭二撮影
海江田万里経済産業相の訪問を受け、佐賀県の古川康知事は29日、「安全性の確認についてはクリアできた」と、玄海原発2、3号機の再稼働を容認 する意向を示した。国は、夏場の電力需要ピークに向けて、玄海を呼び水に休止中の原発の順次再稼働を目指す。しかし、専門家からは「時期尚早」の声もあ り、他原発への波及も道筋は見えない。

海江田経産相が、原発再稼働要請の最初の訪問地として玄海原発の地元を選んだのは、古川知事が県議会で「中部電力浜岡原発の停止要請問題を除けば、国の説明は一定程度理解できる」と発言するなど、原発立地自治体の中で最も再稼働への理解を得やすいと見たためだ。

古川知事が再稼働容認の姿勢を示したことで、経産省では「大臣の訪問は大きな意味があった」と歓迎の声が上がった。政府は、原発の存在自体に逆風 が吹く中で、慎重姿勢を示す自治体に「再稼働を認める最初の自治体になりたくない」との思いもあるとみて、玄海原発の再稼働が全国の「火付け役」になるこ とを期待している。

【転載おわり】

近頃では新聞でさえこのような社説を載せている。
海江田も古川も同じ穴の狢よ!

こんなの!


04. 2012年1月24日 20:29:48 : wOBNrgRems
リコールが出ない佐賀県は県民も毒饅頭を食っている証拠ではないかな。

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