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柏崎1、7号機のストレステストで津波15メートルでも安全・・・そんな訳無いだろう!
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2012年01月18日 がんばれ福島原発!
東電は、柏崎原発1・7号機ストレステストの1次評価結果を原子力安全・保安院に提出した。
その中で、津波対策は、想定された高さ(3.3メートル)の4.5倍の15メートルまで耐えられると評価。
電源車や消防車配備などの緊急安全対策の結果、発電所の全電源が失われても約12日間、注水を継続できると結論付けた。
東電が、原発の1次評価結果を提出したのは初めて。
保安院は、有識者や国際原子力機関(IAEA)の協力も得て審査するとしている。
東電は、何を持って15mの津波に耐えられると評価しているのか?
柏崎原発は、日本で唯一の半地下式の原発で、グランドレベル(GL)と言われる。いわゆる原発周辺の
地面が原子炉建屋のオペレーティングフロアと殆ど同じなのだ。
福島原発では、燃料プールに注水するためにキリンと言われる放水車を使用したのは、オペレーティング
フロアが地面から高い位置にあったからだ。
柏崎原発は、岩盤レベルが深い位置にあるために、このような構造になっているのだ。
建設開始の掘削時には、大量の土を運ぶ為に国内では初めて40トンダンプが導入された程だ。
こんな原発に15mもの津波が来たら・・・津波の直撃を受けない原子炉建屋であっても、確実に
海水が回り込み、建家の殆どが水没してしまう事は容易に想定できるはずだ。
原子炉建屋のみならず、原発の建屋は防水対策は全くされていない。
また、今回の評価を1・7号機とした意図を感じる。
1号機は、BWR-MARKU改タイプで1100万kw、7号機はABWRタイプで1300万kwの形式の違う原子炉を
選んでいることだ。
1号機は、福島第二原発と同じ型式の原発で、鋼鉄製の格納容器が存在する東電の主力原発である。
7号機は、新型の原発で事故で問題となった燃料プールは地下に移動させたり、格納容器が鋼鉄製から
コンクリート製に変更されたりと、大幅な設計変更をされた原発だ。
この2タイプの原発のストレステストで安全とされれば、東電の主力原発の全てが安全とされて
しまう可能性を感じる。
主体性を持とうとする東電と受身しかできない政府・・・こんな横暴を許してはいけない!
少なくとも半地下式原発の再稼働は、絶対にあってはいけないのだ。
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