http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/307.html
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南相馬市在住で、髪の毛や歯が抜ける、しびれ、皮膚に水疱のようなものができる…等、様々な全身の変化をブログに記録されている「ぬまゆ」さんに、岩上安身氏がインタビューした動画を見ました。
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/1947
突然画面が切り替わり、放射線衛生学専門の木村真三博士が「見解」を述べられます。
「まず考えられるのはストレスによる自己免疫系疾患が大きい」
「原発が原因ですから、これは、ある意味放射能ではないけれども、原発事故の被害者であるわけです」
「ただ、個体差がありますから、個体差によっては放射線の感受性が非常に強かったりする。そういう場合にはそういう事が起きるかもしれない。」(外部被曝のこと)
「内部被ばくの影響があるのかもしれない。」
たいへん、揺れておられます。放射線障害であると断言してしまえば、文科省を敵に回し、大学での地位も危ぶまれるわけですから、同情を禁じ得ません。
しかし、岩上氏が続けます。ストレスがそれほど大きな影響を与えるものなのか、想像もつかない、メカニズムを説明してほしい、と。
ところがここで木村先生、「ウサギだって飼い主がいなかったら寂しさで死んでしまうという話があるじゃないですか。同じ事が人間にあってもおかしくないじゃないですか。」と爆弾発言。
その時、Ustream のソーシャルストリームに Twitter が流れました。
・・・「はあ?どんだけただのノリピーファン?」・・・
「兎は寂しいと死ぬ」というのは、ドラマ「ひとつ屋根の下」(1993年)での酒井法子の台詞なのだそうです。
「ガセビアの沼」より
ウサギに詳しい、日本唯一のウサギ専門病院・さいとうラビットクリニック斉藤久美子院長に聞いてみた。
「それは全然違います。
ウサギは寂しいという感情だけで死ぬことはありません。
もともとウサギは一匹一匹縄張りを持って生きている動物なんです。
仲間が側にいなくても平気です。
ですから、ウサギは寂しいと死ぬというのは間違っています。」
http://homepage2.nifty.com/gun_q/quiz/tv/toribia/gasebia01.htm
…だそうです。科学者が都市伝説を信じておられたのですか!
つい口がすべってしまったのだと思いますが、動画配信って怖いですね。
しかし、勢いにまかせてぬまゆさんを、感受性が強くて自己コントロールのできない人物が如くいわれたのはいかがでしょうか。
一刻も早く彼女に訂正と謝罪をするべきと思います。
文科省は、教員および保護者向けの「放射能を正しく理解するために」と題するPDFファイルをHPで公開し、内部被曝による晩発性障害を無視するとともに、IAEAのチェルノブイリ報告書にある「晩発性障害のストレス説」を採用しています。
(http://www.守.jp/pc/note5.htmlより。このページに、富山大学の椚座圭太郎による、
放射能汚染へのまっとうな認識がまとめられています。)
大学の先生も文科省に逆らうと研究費を削られたりして大変だと思いますが、原発事故に関わる御用発言には、とりわけ厳しい目が注がれていることに注意していただきたいものです。
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- 椚座圭太郎先生(博士)の先生が抜けておりました。失礼いたしました。(本文なし) 無生物 2012/1/18 03:18:36
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