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http://www.labornetjp.org/news/2012/freenp2012
脱原発世界会議に5千人。「3.11フクシマ後」が始まる
33カ国100人の海外代表を含め5,000人が横浜の脱原発世界会議に集まった。冒頭司会の野中ともよさんが「フクシマ事故は終了していない。背筋が凍るような進行形を抱えながら私たちが自分を変えるための何かを見つけるために2日間考えよう」と呼びかけた。吉岡達也実行委員長も「国際連帯の力で福島の犠牲者を支え、脱原発・自然エネルギーへの転換させよう」と呼びかけた。元福島県知事の佐藤栄作氏はチェルノイブイリ原発の事故20年後の国際会議で決めた5原則が何も生かされなかったことがフクシマ事故で明らかになった」と痛苦な反省を語った。
欧州議会議員のレベッカ・ハルムスさんはドイツはフクシマ事故後すぐ可動原発の半分8基の原発を停止したが、8カ月経過して電力不足も価格高騰もなかった。日本政府は世界中の専門家の協力を求め福島の犠牲者のために、世界のために共に学ぶプロセスを開始すべきだと訴えた。飯田哲也氏はフクシマ原発の事故は世界史に残る。日本は戦後に代わる「フクシマ後」の時代が始まった。石油、核に代わる太陽による平和をめざそうと訴えた。オーストラリアのウラン鉱山のために被曝している原住民代表のピーター・ワッツさんは採掘ウランがフクシマにも輸出されていたと報告。そして、1945年の広島原爆で被爆者を治療した肥田舜太郎医師はフクシマ事故の日本にはもはや被曝から安全な場所はないと警告した。
最後にフクシマの子どたち代表の富塚悠史君が「僕たちは原発によって病気にもなりたくない。自分たちの理想に向けて元気に生きたい」と叫んだ。その他多数の分科会や展示会はどこも満員で活気に溢れていた。
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